【湯蔵ちゃんねる】遊戯王「六花」デッキ紹介!

はじめに

YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は2020年3月に発売されたデッキビルドパック「シークレット・スレイヤーズ」にて登場した【六花】というテーマのデッキを紹介します。

このテーマのビジュアルは氷の傘を持った女性型モンスターで固められており、ほとんどのモンスターの名前は「りっかせい+(主に冬の)花に関する名前の捩り」という命名法則で統一されています。
イラストも非常に綺麗で人気のあるテーマですね。

【六花】はデッキビルドパックの登場後から何度か細かい強化がありましたが、2022年4月に発売された「POWER OF THE ELEMENTS」にて、テーマの強さを抜本的に改変する強力な新規を貰い、現在の状態に至ります。
今回は理想的な新規を得て、本格的に強くなった現在の【六花】のデッキを紹介させて頂きます。

簡単ライン査定

構築について

▶デッキレシピ(遊戯王OCGカードデータベース)

【六花】というテーマは主にレベル4・6・8の偶数レベルで構成された植物族のエクシーズテーマで、モンスターをリリースすることが特色のデザインになっています。
3年以上の歴史があるテーマでもあるのでカードの種類も多いですが、以下に主要な採用カードと採用理由について細かく解説します。

《六花のひとひら》 3枚

六花のひとひら
【六花】におけるモンスターサーチ効果担当の潤滑油となる存在です。
一般的なテーマのサーチ効果と違い、相手ターンのエンドフェイズに墓地から蘇ってくる効果も持っているのが非常に強力です。
このカードの存在によって【六花】のリソース回復能力が高水準なものとなっています。

《六花のしらひめ》 3枚

六花のしらひめ
追加された新規カードの1枚で、展開効果+妨害効果を持ちます。妨害効果は後述する《六花聖ストレナエ》のトリガーとなる役目も兼ね備えていて、3枚採用必須の重要なカードとなります。

《六花精プリム》 1枚

六花精プリム
モンスターリリースをトリガーとして手札から特殊召喚できる効果を持ち、《六花聖ストレナエ》を出すために必要な星4でもあります。
素引きしても良いですが、1枚採用の理由として《六花絢爛》のサーチで持ってきてそのまま出す用途が最も多い為です。

《六花精ボタン》 3枚

六花精ボタン
【六花】における魔法罠サーチ担当です。
出すのに少しだけ手間のかかる上級モンスターではありますが、《六花のひとひら》などが《無限泡影》などで効果無効される可能性も踏まえて3枚採用にしています。

《六花精スノードロップ》 3枚

六花精スノードロップ
【六花】におけるレベル8の展開要員です。
基本となる1枚初動には含まれず、上振れ要素のカードになります。
手札に基本的なカードが揃っている時に展開の最大値を伸ばせるカードなので、自身と同名を出せる幅広さから素引きしても良いので、3枚採用にしています。

《六花精ヘレボラス》 1枚

六花精ヘレボラス
モンスターリリースを行いながら自己蘇生効果を持つレベル8のモンスターです。
こちらは1枚有れば十分なので1枚採用です。

《にん人》 1枚

にん人
【六花】のカードではないですが、役割としては星4の《六花精ヘレボラス》と同じなので1枚だけでも採用しておくと便利なカードです。

《六花来々》 3枚

六花来々
新規で与えられた【六花】のフィールド魔法で、このテーマの中核となります。
【六花】のリリースコストを相手モンスターに代用できる効果が非常に強力で、さらに【六花】魔法罠をセットする効果があるので、《六花精ボタン》で最優先にサーチしたいカードとなります。

《六花絢爛》 3枚

六花絢爛
テーマによくあるサーチ魔法ですが、【六花】らしい効果でモンスターをリリースした場合に、サーチした【六花】モンスターと同じ植物モンスターを含めて2枚サーチできるのが強力です。

《六花深々》 1枚

六花深々
《六花の薄氷》 1枚

六花の薄氷
この2枚は共に妨害用の罠カードになります。どれも自分のモンスターをリリースする効果がありますが、フィールド魔法の《六花来々》と組み合わせる事で相手ターンに相手モンスターをリリースできるトリガーとなります。《六花深々》は自分の墓地に植物族が肥えてないと費用対効果が悪いので、個人的に初動で持ってくる罠カードの優先度は《六花の薄氷》が高めです。

★EXデッキの採用について

《六花聖ストレナエ》3枚

六花聖ストレナエ
一般的なテーマデッキではEXデッキに同じモンスターを3枚採用する事はあまりないです。
しかし【六花】の一部の効果を使うと、植物族モンスターしか出せない縛りが付くので採用できるEXデッキの幅がかなり少ないです。
それに加え、《六花聖ストレナエ》はこのデッキで中心となるカードなので余裕を持って3枚採用にしています。

回し方について

▼湯蔵ちゃんねる参考動画

【遊戯王マスターデュエル】 イラストが綺麗で性能も強くなった 『六花』 純構築 【ゆっくり解説】
URL:https://youtu.be/J4HRPTBALUw

※マスターデュエルの動画になりますが、カードプールがほぼ同じなので回し方は同じになります。

【六花】は潤沢なリソース回復で長期的に戦えるテーマですが、エースカードの《六花聖ティアドロップ》をいきなり出すような回し方だとすぐに息切れします。
このテーマの真価は《六花来々》と《六花聖ストレナエ》を利用して毎ターンアドバンテージを稼ぐこと。
今回は《六花のひとひら》1枚で行える最も基本的な展開ルートを紹介します。
ほかにも墓地に《六花のひとひら》がいない状態で進みますが、同じようなことを下級植物モンスター+《六花精ボタン》2枚でも再現可能です。

  1. 《六花のひとひら》を召喚して起動効果で《六花精ボタン》をサーチ
  2. 《六花のひとひら》をリリースして《六花精ボタン》を特殊召喚
  3. 《六花精ボタン》で《六花来々》をサーチ
  4. 《六花来々》で《六花絢爛》をセット※1
  5. 《六花絢爛》で《六花精ボタン》をリリースして《六花精プリム》と《六花のしらひめ》をサーチ※2
  6. 《六花精ボタン》がリリースされたのでサーチした《六花精プリム》を特殊召喚
  7. 《六花のしらひめ》の起動効果でフィールドに特殊召喚
  8. 《六花精プリム》+《六花のしらひめ》で《六花聖ストレナエ》をエクシーズ召喚
  9. 《六花聖ストレナエ》の起動効果でX素材の《六花のしらひめ》を墓地に送り、墓地の《六花絢爛》を手札に加える

最終盤面:《六花来々》+《六花聖ストレナエ》+手札に《六花絢爛》+墓地に《六花のしらひめ》+《六花のひとひら》

※1 《六花絢爛》が元から手札にある場合は《六花薄氷》 をセットすることで1妨害追加
※2 2枚のうち既にどれか1枚が手札にある場合は《にん人》をサーチ

相手ターンに《六花のしらひめ》で相手のモンスター効果を無効。
そして《六花聖ストレナエ》をリリースすることで、《六花聖ストレナエ》の効果で、EXデッキから《神樹獣ハイペリュトン》か《六花聖ティアドロップ》などの妨害効果持ちを特殊召喚できます。
この2枚の組み合わせによって、潜在的に2妨害の盤面となっています。
このように、《六花のひとひら》1枚から大きくて盤面を築けるのがこのテーマの強みです。

さいごに

【六花】はテーマとしての独自性に加えて、植物族を活かした高いカスタマイズ性があります。
一度組めば、植物族デッキとしても長く使えるデッキ。
既に新規によって完成形になったと思いますが、イラストの人気も高いのでまだまだ今後の新規も望めます!
ぜひ、いろいろな人が手に取ってくだされば嬉しい限りです!

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