はじめに
こんにちは!
YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は、ストラクチャーデッキ「THE CHRONICLES DECK 白の物語」と同日発売された「BURST PROTOCOL」の新規カードによって強化された新たな【烙印】デッキについて解説します。
【烙印】は、11期に3年かけて続いた大型ストーリー『白の物語』において、《アルバスの落胤》を中心とした総合的な融合テーマです。
現在では遊戯王公式YouTubeにてショートアニメ化しており、ストラクチャーデッキの販売やさらなる進化によって人気が高まっているテーマと言えます。
今回はストラクチャーデッキ「THE CHRONICLES DECK 白の物語」をベースに、カードを追加して回しやすい構築を解説していきます!
採用カード
《アルバスの落胤》 1枚

《白き竜の落胤》 2枚

こちらはルール上同名扱いなので計3枚の採用となります。
新規の《白き竜の落胤》は強力な1枚初動となりますが、相手モンスターと融合する効果を持たない為、捲り兼妨害の本家《アルバスの落胤》を1枚採用する形が基本となります。
《白の聖女エクレシア》 1枚

《白き竜の落胤》の登場によって展開に必要なカードとなりました。
基本的に星4チューナーとしての役目ですが、リクルート効果で《軒轅の相剣師》を経由した方がお得です。
また、相手ターンにも《アルバスの落胤》を連れてくることで妨害効果となります。
《軒轅の相剣師》 1枚
《白の聖女エクレシア》を経由して出す同じく星4チューナーです。
墓地効果の味方蘇生に加えて、《烙印の剣》で回収して手札に加えても相手の攻撃を防げて非常に評価の上がっているカードです。
《デスピアの導化アルベル》 2枚

1枚初動ですが、《烙印開幕》で召喚権を切らずにつれてくることも可能なので3枚必須という訳でもありません。
手札に複数来ると困るカードでもあるので今回の構築は2枚採用となっていますが、《白き竜の落胤》の展開が止められた場合に、召喚権を切ってこのカードを召喚することも単純に貫通札になるので3枚採用も有力です。
《赫の聖女カルテシア》 1枚

重要な融合のパイプラインです。
《黒き竜のエクレシア》でも連れて来る機会が増えたので1枚採用です。
《導きの聖女クエム》 2枚

落とす効果+釣り上げ効果で【烙印】の展開の仕上げを担うこれも重要なカードです。
デッキにいないと困ることがあるので初心者向けに2枚採用にしていますが、慣れてくると1枚採用でも良いです。
《スプリガンズ・キット》 1枚

テキスト内に《アルバスの落胤》の名を持つサーチ担当です。
優秀!かわいい!
《鉄獣鳥 メルクーリエ》 1枚
妨害用の手札誘発になります。
《黒き竜のエクレシア》でフィールドに出しても機能します。偉いです。
《深淵の獣サロニール》 3枚
基本的に【烙印】魔法・罠を落とす墓地効果目的で使われます。
《烙印の気炎》で墓地に送れると嬉しいので3枚採用です。
《深淵の獣ルベリオン》 1枚

《烙印融合》で落として《烙印竜アルビオン》をリリースして《失烙印》を設置するのが役目となります。
制限カードですが【烙印】デッキでは汎用として用いていないので緩和されても1枚採用です。
《黒衣竜アルビオン》 3枚
【烙印】魔法・罠を落とす効果がメイン用途になりますが、コストで落とすので非常に優秀です。3枚採用です。
《ギミック・パペット-ナイトメア》 1枚
相手に送り付けるロックモンスターの最強格です。
残存効果で相手は【ギミック・パペット】以外を特殊召喚できなくなるので、ロックコンボが成立すると相手はほとんど突破できません。
《烙印融合》 1枚

このデッキの核となるデッキ融合です。
新規である《黒き竜のエクレシア》 のシンクロ召喚とは誓約が引っかかる為、《黒き竜のエクレシア》 の展開が通らなければ従来の《烙印融合》の展開を行う形となります。
《融合派兵》 3枚

《赫の聖女カルテシア》か《アルバスの落胤》を連れて来る強力なカードです。
こちらも融合しか行えない誓約があります。
貫通札にもなるので3枚採用です。
《烙印の気炎》 3枚

2枚初動でEXを落としながら《アルバスの落胤》関連のカードをサーチできる速攻魔法です。
初動と貫通札にもなるので3枚採用です。
《The Fallen & The Virtuous》 3枚
ストラク新規にしてEXを落としながら除去を行える非常に優秀な速攻魔法です。
素引きしても強いので3枚採用です。
《烙印断罪》 2枚
墓地効果で【烙印】魔法・罠を拾うのが主な役目です。
普通に伏せても強いので2枚採用にしていますが、1~2枚採用はお好みとなります。
《烙印の剣》 1枚
墓地効果で除外されている《アルバスの落胤》関連のカードを手札に回収する効果です。
墓地効果目的で使用する上に展開には便利程度の存在なので必須ではありません。
0~1枚採用のカードとなります。
《分かつ烙印》 1枚
送り付け罠。
《ギミック・パペット-ナイトメア》など相手に送り付けるカードを採用する場合に、このカードも採用しておくと便利です。
☆EXデッキの採用
《烙印竜アルビオン》 2枚

融合効果兼墓地効果担当です。
2枚あると便利なので初心者向けに2枚採用にしています。
《氷剣竜ミラジェイド》 1枚

妨害効果担当のエース…。のように見えてコストでEXから落とすのでリソース要員も兼ねています。
非常に優秀です。
《赫焉竜グランギニョル》 2枚

展開に使う便利なカードです。
こちらも2枚あると便利なので2枚採用にしています。
《黒き竜のエクレシア》 1枚

【烙印】デッキに急に生まれたシンクロモンスターです。
このカードの展開が通れば《烙印融合》を使わなくても強力な為、新規アルエク関係でとりあえずこのカードを目指してみるのが分かりやすい展開プランになると思います。
回し方
○《白き竜の落胤》1枚初動展開例
- 《白き竜の落胤》で《灰燼竜バスタード》を墓地に送り自身を手札から特殊召喚
- 《白き竜の落胤》の効果でデッキから《白の聖女エクレシア》を特殊召喚
- 《白の聖女エクレシア》で自身をリリース、効果でデッキから《軒轅の相剣師》を特殊召喚
- 《白き竜の落胤》と《軒轅の相剣師》で《黒き竜のエクレシア》をS召喚
- 《黒き竜のエクレシア》の効果で自身をエンドフェイズまで除外し、デッキから《赫の聖女カルテシア》を特殊召喚
- 除外されたことで墓地の《軒轅の相剣師》効果で墓地の《白の聖女エクレシア》を特殊召喚
- 《赫の聖女カルテシア》の効果で、自身と《白の聖女エクレシア》を素材に《赫焉竜グランギニョル》を融合召喚
- 《赫焉竜グランギニョル》の効果でデッキから《烙印竜アルビオン》を墓地に送る
- エンドフェイズ、《灰燼竜バスタード》の効果でデッキから《導きの聖女クエム》を特殊召喚
- 《導きの聖女クエム》の効果でデッキから《烙印の剣》を墓地に送る
- 《白の聖女エクレシア》がフィールドに戻る
- 《烙印竜アルビオン》の効果でデッキから《赫の烙印》を手札に加える
- 《赫の烙印》発動、墓地の《白き竜の落胤》を対象に手札に加え、フィールドの《灰燼竜バスタード》と2体で《真炎竜アルビオン》を融合召喚
- EXデッキのカードが動いたので、《導きの聖女クエム》の効果で墓地の《赫の聖女カルテシア》を特殊召喚
相手ターンのメインフェイズ
- 《黒き竜のエクレシア》の効果で自身をエンドフェイズまで除外し、デッキから《鉄獣鳥 メルクーリエ》を特殊召喚
- 《赫の聖女カルテシア》の効果で、自身と《導きの聖女クエム》を素材に《赫焉竜グランギニョル》を融合召喚
- 《赫焉竜グランギニョル》の効果でデッキから《ギミック・パペット-ナイトメア》を墓地に送る
- 《真炎竜アルビオン》の効果で自分の墓地から相手の場に《ギミック・パペット-ナイトメア》、自分の場に《白の聖女エクレシア》を特殊召喚
- 墓地の《烙印の剣》を除外して効果を発動、除外状態の《軒轅の相剣師》を手札に加える
相手盤面:《ギミック・パペット-ナイトメア》(特殊召喚ロック)
自分盤面:.《真炎竜アルビオン》+《鉄獣鳥 メルクーリエ》(1妨害)+《赫焉竜グランギニョル》+《白の聖女エクレシア》(アルバスを呼ぶことで1妨害)
手札:《軒轅の相剣師》(攻撃に反応する0.5妨害)
こちらのYouTubeの動画でも解説しています。
【遊戯王】 烙印ストラク3箱でも遊べる!新規を追加した構築も一挙紹介! 『白の物語 』 【ゆっくり解説】
従来の烙印の初動についてはこちらで解説しています。
【遊戯王マスターデュエル】 最高峰の融合デッキをわかりやすく解説! 『烙印』 【ゆっくり解説】
構築について
▶デッキレシピ(遊戯王OCGカードデータベース)
※リミットレギュレーションは2025年10月となります
さいごに
いかがでしたか?
【烙印】は一度完成されてからアニメ化の新規でさらに進化しましたが、今後はさらに融合以外の方向性で強化が続いていきそうな期待も寄せられています!
これを機に、ぜひ手に取って遊んでいただければ幸いです!


