【湯蔵ちゃんねる】遊戯王「ワイト」デッキ紹介!

はじめに

こんにちは!
YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は遊戯王の中でも愛されている通常モンスター《ワイト》のデッキを解説していきます。
ワイトもそう思います。

【ワイト】とは

デッキとしての【ワイト】が成立したのは《ワイトキング》が登場してからです。
元は弱小カードである《ワイト》が集まると大変と言うテキストフレーバーの通り、《ワイトキング》の攻撃力が墓地の《ワイト》の数に応じて強化されていくという面白いコンセプトでした。
ところが、《ワイト》扱いになるカードが数年に1枚追加されていくのが恒例行事となり…気付けば2024年で8種類。
《ワイトキング》の攻撃力が簡単に1万を越えてワンパンチで相手を沈められるテーマにまで成長しました。

採用カードについて

《ワイト》 2枚

ワイト

主人公。
効果を持たないのでできれば8種類も増えた現代では採用したくない存在ですが、《ワイトプリンス》の効果で、名指しで墓地落としするのに必要です。
2回効果を使いたいので辛うじて2枚採用にしています。

《ワイトキング》 3枚

ワイトキング

主役。
墓地の《ワイト》の数に応じて1000打点強化されていきます。
おおよそ相手の場に攻撃力3000のモンスターが攻撃表示で立っているとすると、11000打点で殴ればワンパンで勝てるので目安となります。
このカードを展開する手段は多く、5000-6000打点でも2体並べて殴って勝てるパターンもあるので文句なしの3枚採用です。

《ワイト夫人》 2枚

ワイト夫人

夫人。
あんまり重要性はないですが《ワイトプリンス》の効果で必要なので2枚採用です。
耐性付与効果を軽く持っているので、必要があれば蘇生して場に置いておくこともあります。

《ワイトメア》 1枚

ワイトメア

よく知らん人。
主に除外されている《ワイトキング》を帰還させる効果で使います。
初動にならないのと必要な時にサーチできるので1枚採用です。

《ワイトプリンス》 3枚

ワイトプリンス

王子。
なんとか墓地に落としたいカードの1枚。
墓地に落ちると《ワイト》+《ワイト夫人》を落として、さらに自身を含めて一気に墓地に3枚《ワイト》を肥やせます。
何気にターン制限がないので2連打するのが理想です。
墓地効果でも3枚リソースを除外してしまいますが、デッキから《ワイトキング》をリクルートできるのでかなり便利。
文句なしの3枚採用です。

《ワイトプリンセス》 1枚

ワイトプリンセス

姫。
召喚して《ワイトプリンス》を落とすのが役目で、手札と場からデバフ効果を撒いて《ワイトキング》のワンショットキルチャンスを広げられます。
非常に便利なカードですが、《ワイトプリンス》を落とすのは最大2回でお役御免になるのと、デバフ効果も狙って撒くくらいなら墓地肥やしをしていきたいので、サーチできることも含めて1枚採用です。

《ワイトベイキング》 3枚

ワイトベイキング

芋。
一番ふざけている新規ですが、一番強いです。
墓地に落ちると《ワイト》関連カード2枚サーチに加えて手札を1枚墓地に切ります。
このサーチで《ワイトプリンス》を持ってきてそのまま切って墓地効果を使うこともできるので、サーチ効果としては最上級の利便性を誇ります。
手札に持っていても耐性として肩代わり効果で自身を墓地に落とせるので文句なしの3枚採用です。
強すぎです。
芋を焼いているだけなのに。

《ワイトロード》 3枚

ワイトロード

誰…?かつてあった【ワイト+ライトロード】のデッキ名が、そのままモンスター名とコンセプトになったネタ枠2号です。
性能は新しい方面でアプローチしてくれる新規なので、これも普通に強いです。
手札から切って墓地の《ワイト》だけ自分のデッキの上から墓地肥やしする、【ライトロード】のような墓地肥やし効果を持ちます。
墓地効果でも自身を除外してテーマカードを蘇生できるので、墓地に落ちた《ワイトキング》を蘇生できます。
【ワイト】デッキとしては専用の《馬頭鬼》としての役目にもなるので非常に便利です。
これも使い道が多い性能で《ワイト》の水増しとしても文句なしの3枚採用です。

【ホルス】出張セット

手札を切る効果で《ワイトベイキング》や《ワイトプリンス》を落とせるので優秀です。特に【ホルス】は手札を捨てるコストの効果が複数回使えるので、最初に《ワイトベイキング》を捨てて、サーチ効果で墓地に送りたいカードを持ってきて、また捨てられるので非常に噛み合いが良いです。
また、《ワイト》と完全に動きのギミックが分かれる汎用セットでもあるので、相手の妨害の矛先を散らすのにも優秀。
この出張セットを採用したことで、《ユニゾンビ》などのアンデット縛りのあるアンデット汎用セットは不採用にしています。

《一撃必殺!居合いドロー》 3枚

一撃必殺!居合いドロー

個人的に面白いだけの理由で採用しているイチオシカードです。
先攻で使えないですが、後手なら手札を切れる+墓地肥やしできる点で非常に強力です。墓地に落ちてしまった【ホルス】の《王の棺》なども拾えてすべてが噛み合っています。
最悪このカードでワンキルを狙えるかもしれないので、使っていて楽しいカードで間違いないです。
このカードで決まったら《ワイト》の出番はないけど。

EXデッキの採用について

基本的に【ホルス】に使うランク8と【ワイト】で使うランク1、レベルを問わない汎用リンクモンスターなど自由な採用になります。

回し方について

展開テーマではないので決まった動きはないですが、墓地に送る【ワイト】カードには明確な優先度があります。
以下に優先して墓地に送る【ワイト】カードについてまとめます。

1:《ワイトベイキング》

最初に墓地に落としたいのがこのカード。
結局2枚サーチ+手札の1枚落としなので、このカードを経由することで次に落としたいカードを墓地に落とせるので経由するだけお得な存在。
2番目に落としたいカードは《ワイトプリンス》になるので、サーチしてそのまま落とす事も多いです。

サーチ先としては召喚権が余っている場合は《ワイトプリンセス》をサーチして召喚することで、こちらでも《ワイトプリンス》を落とせるので2連打で落とす事も可能です。
汎用的なサーチ先として、もう1枚の候補は《ワイトロード》で、《ワイトプリンス》で墓地肥やしした後に、《ワイトロード》自身の効果で手札から墓地に送ってデッキの上から墓地肥やししつつ、《ワイトロード》の墓地効果も狙えます。

2:《ワイトプリンス》

《ワイトベイキング》を経由して墓地に送れるから2番目の優先度になっているけど、気持ち的には1番落としたいカードです。
自分を含めて《ワイト》+《ワイト夫人》を落として、3枚肥やしができる上に墓地肥やしで必要あれば墓地リソースを除外して《ワイトキング》を出せるので、【ワイト】デッキにおける中核を担う存在です。

逆に《ワイト》+《ワイト夫人》が素引きしたくないカードでもあるので、早いうちに墓地に落としてみんなを一緒に墓地に連れていきたい存在でもあります。

3:《ワイトプリンス》(2回目)

ターン制限がないので墓地肥やしするならもう1度落としたいです。
《ワイトベイキング》が墓地に行っている事も含めれば、2回目の+3枚肥やしで墓地に《ワイト》が最低でも7枚肥やせている計算になります。

4:《ワイトロード》

墓地除外で蘇生効果があるので、墓地に落とせる暇があったら落としておきたいカードです。
ただし、自力で墓地に墓地に行けるのでわざわざ落とす優先度としては低めです。

《ワイトベイキング》でこのカードをサーチしたとして、ここまでの動きで《ワイトプリンス》を2回落として、墓地に《ワイト》が7枚ある状態でこのカードを墓地肥やし効果で使えば、デッキの上から8枚肥やしできます。(自身も墓地に送られる為)

《ワイトキング》が墓地に落ちれば《ワイトロード》の効果で蘇生させて高打点《ワイトキング》を出せます。
墓地に《ワイト》カードが一切落ちなくても、《ワイトプリンス》で墓地から3枚除外して、《ワイトキング》を出せるので最低でも5000打点の《ワイトキング》を出せます。

▶遊戯王OCGの商品を探す

 

構築について

▶デッキレシピ(遊戯王OCGカードデータベース)
※リミットレギュレーションは2024年10月となります。

さいごに

いかがでしたか?
数年おきに【ワイト】の新規カードが追加されている歴史もあるので、遊戯王が続く限り今後も新規が少しずつ増える将来性が常にあるテーマになります。
《ワイトキング》の打点を好きなだけ強化するのも良し、堅実に相手を倒せる1万前後の打点を素早く作るのも良し、色々な遊び方が増えていく面白いカードだと思います。
良ければ皆さんもぜひ、手に取って遊んでみてください!

湯蔵チャンネル