【湯蔵ちゃんねる】遊戯王「エレキ」デッキ紹介!

はじめに

こんにちは!
YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は第7期始めの「DUELIST REVOLUTION」でテーマとして登場した【エレキ】というテーマのデッキを解説していきます。

【エレキ】とは

このテーマは遊戯王で数少ない雷族のテーマです。
「エレキ」という名前からほとんどのモンスターのカード名は、「エレキ」+エレキの語尾である「キ」に続く生物の名前で、属するモンスターの多くは、必然的に名前が「キ」で始まる生物がモチーフとなります。
大別すると、
・メインデッキのものが実在の生物
・エクストラデッキのものが架空の伝承の怪物
をモデルとしているのも特徴です。

動きのコンセプトとしては相手に直接攻撃…するもので、その動きを通す為にロック盤面を築く必要が昔からありました。
しかし、テーマ自体に展開力はほぼなく、新規を何枚か渡されているものの現代のスピードについていけない印象です。

そもそも【エレキ】直接攻撃することが前提のテーマで、現代の先攻展開でやることがほぼなく…何かしらの工夫が必須となります。
そのため今回の構築では、かなりテンプレート寄りになる同じ雷族の種族で、シナジーを共有できる【サンダードラゴン】を組み合わせた構築で解説していきます。

採用カード解説

☆【エレキ】側の採用

《エレキングコブラ》 2枚

エレキングコブラ

直接攻撃効果+ダメージを与えると【エレキ】モンスターをサーチする効果が発動できます。
《エレキハダマグロ》の登場によって、攻撃が通ればサーチ効果で持ってきた《エレキハダマグロ》が特殊召喚されて実質1枚初動になりました。

《エレキリン》 1枚

エレキリン

直接攻撃効果+ダメージを与えるとこのターンの相手の効果を封じます。
攻撃が通らないと相手が妨害を使えなくなる点で優秀ですが、結局バトルフェイズに入ってしまうので役立つかはタイミングに寄る存在です。
数ある【エレキ】モンスターの中では優秀なので、《エレキカンシャ》のサーチ先に幅を持たせるために1枚採用しています。

《エレキハダマグロ》 2枚

エレキハダマグロ

直接攻撃効果+ダメージを与えるとそのままシンクロ召喚する効果を持ちます。
これで《エレキュウキ》を出してそのまま殴ることで連続攻撃を可能にしています。

《エレキカンシャ》 3枚

初動にはならないサーチ魔法ですが、場の雷族に応じてサーチできるので2体以上並べば複数サーチできるポテンシャルです。
先攻では基本的にコストを用意できるなら、《エレキャンセル》をサーチして、2枚サーチできる時はコストも一緒に持ってこられるので2妨害できます。
墓地効果は次のターンにサーチしておいた【エレキ】モンスターを展開するのに役立ちます。
先攻のサンドラでは普通に展開して【エレキ】に繋がるカードなので、このカードは唯一3積みです。

《エレキャンセル》 1枚

ほぼ採用されているのが奇跡みたいなカード。
召喚・特殊召喚のカウンター罠ですが、手札コストが【エレキ】指定なので普通に使われる事はほぼないマイナーカード…でした。
しかし《エレキカンシャ》でワンチャンコストと一緒に持ってこられるカードな上に、先攻でできる貴重な妨害手段なので今回は採用しています。
先攻で構えられれば十分強いカードです。

☆【サンダードラゴン】側の採用

《雷源龍-サンダー・ドラゴン》 2枚

雷源龍-サンダー・ドラゴン

唯一の下級サンダードラゴン。
打点パンプ効果で手軽に《雷神龍-サンダー・ドラゴン》の効果を起動できるので、自身の同名をサーチする為に2枚採用になります。

《雷電龍-サンダー・ドラゴン》 3枚

雷電龍-サンダー・ドラゴン

【サンダードラゴン】のサーチ役。
除外された場合の効果を目的に《闇の誘惑》で飛ばす確率を上げるために3枚採用です。

《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》 3枚

雷獣龍-サンダー・ドラゴン

【サンダードラゴン】のリクルート&サルベージ担当。
これも除外された場合の効果を目的に《闇の誘惑》で飛ばす確率を上げるために3枚採用です。
個人的に《雷龍融合》を回収し合えるのが好きです。

《雷鳥龍-サンダー・ドラゴン》 2枚

雷鳥龍-サンダー・ドラゴン

【サンダードラゴン】の蘇生担当。
片方の効果がマリガン効果で重要度が低いので2枚採用にしています。

《雷龍融合》 1枚

雷龍融合

融合魔法で《雷神龍-サンダー・ドラゴン》を出すのに使い、次のターンに墓地効果でリソースを増やせます。
《雷電龍-サンダー・ドラゴン》でサーチ可能で、《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》で拾って使いまわしができるので1枚採用にしています。

☆EXデッキの採用について

【エレキ】は《エレキュウキ》によってほかのシンクロモンスターを出せるので、《エレキマイラ》と《エレキリム》も一緒に採用されます。
特に《エレキリム》は《封印の黄金櫃》と同じ効果を持っているので、【サンダードラゴン】の動きに繋がって便利です。
他の採用カードは【サンダードラゴン】の融合モンスターや、汎用リンク、汎用ランク6に加えて【深淵の獣】の採用もあるので、併せて星10シンクロも採用できます。
特に《カオス・アンヘル-混沌の双翼-》はチューナーを使わずに光+闇のシンクロで出せるので、使う機会が多いシンクロとなります。

回し方について

【サンダードラゴン】で展開して、《エレキカンシャ》で先攻なら《エレキャンセル》とコスト用のモンスターをサーチ、後攻なら《エレキングコブラ》をサーチして攻撃に回るのが基本となります。
一応後攻で《エレキングコブラ》1枚から【サンダードラゴン】の展開に繋げるルートがあるので、《エレキュウキ》の使い方も合わせてそれについて解説していきます。

《エレキングコブラ》1枚初動(後攻限定)

  1. 《エレキングコブラ》召喚でそのままバトルフェイズに
  2. 《エレキングコブラ》で直接攻撃、効果でデッキから《エレキハダマグロ》を手札に加える
  3. 《エレキングコブラ》の直接攻撃でダメージを与えているので、《エレキハダマグロ》をそのまま手札から特殊召喚
  4. 《エレキハダマグロ》で直接攻撃、効果で自身と《エレキングコブラ》をリリースし、《エレキュウキ》を特殊召喚
  5. 《エレキュウキ》で直接攻撃、《エレキュウキ》効果で自身と墓地の《エレキハダマグロ》をデッキに戻して《エレキリム》を特殊召喚
  6. 《エレキリム》で直接攻撃し、効果で《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》を除外
  7. 《雷獣龍-サンダー・ドラゴン》効果でデッキの《雷電龍-サンダー・ドラゴン》を特殊召喚
  8. メイン2に入って《雷電龍-サンダー・ドラゴン》をリリースし、《超雷龍-サンダー・ドラゴン》を特殊召喚
  9. 《雷電龍-サンダー・ドラゴン》効果で好きな【サンダードラゴン】カードを手札に加える。

これで《超雷龍-サンダー・ドラゴン》の妨害を立てつつ、好きな【サンダードラゴン】カードをサーチできます。

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構築について

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※リミットレギュレーションは2024年10月となります。

さいごに

いかがでしたか?
新規を与えられてもまだまだなテーマですが、雷族と相性が良いので今後の種族サポートの恩恵を大きく受けられる可能性があります!
個人的に《エレキハダマグロ》も好きで、【エレキ】時代に今後どういった名前の新規がでてくるのか楽しみです!
良ければ皆さんもぜひ、手に取って遊んでみてください!

湯蔵チャンネル