はじめに
こんにちは、ポケ神チャンネルのとーまです。
今回は「ポケモンカードにおける非エクとは」を紹介したいと思います。
初心者さんにもわかりやすく解説していけたらなと思います。
一生懸命執筆しているので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
非エクとは
ポケモンカードの専門用語になります。
非エクとは:主にサイドが1枚しか取られないポケモンで戦うデッキになります。
現環境で言うとロストバレットがそのデッキと言えます。
ウッウやヤミラミやかがやくリザードンなどはサイドが1枚しか取られないので非エクデッキと言います。
非エクの由来
なぜ非エクと言うのか。
非エクの由来はポケモンカードゲームADV(アドバンス)でポケモンexが登場し、その分類分けとしてポケモンex、非エク(ポケモンexではない)と分類分けされたと言われています。
非エクデッキを使うメリット
サイドが1枚しか取られない、サイド1枚しかとられないポケモンでサイドの有利トレードができるというメリットがあります。
非エクデッキは倒されてもサイドを1枚しか倒されず、高火力を出す事でサイドの有利交換を狙っていくデッキになります。これが非エクデッキを使う最大のメリットと言えます。
現環境のロストバレットは相手の弱点をついて相手の大型ポケモンを倒したり、かがやくリザードンを使って終盤に高火力でサイドを取り切ることができます。
上記のように非エクポケモンで高火力を出すことで、サイドを有利トレードすることによって、逆転することや相手がサイドを追いつけないようにすることができます。
非エクデッキなので、自分の場はサイド1枚しかとれないポケモンで固める事で、相手は基本的にサイドが1枚しかとれないので有利な盤面を押し付けることができます。
またCL愛知2023年に優勝した非エクデッキはロストバレットというデッキで特定の対面に強くでるために非エク以外のVポケモンなどを入れることもあります。バレットデッキにはVポケモンを入れることができるので、環境によってアタッカを入れてサイドを少なく進ませながら唐突にVポケモンで特攻することもできます。
非エクデッキを使うデメリット
回復、手札干渉、相手のベンチポケモンを呼びにくいというデメリットがあります。
まずは回復が厳しいです。非エクポケモンで高火力をだせるといっても何らかの制約がつきものになります。かがやくリザードンなら相手がサイドを取っている数分でエネルギーが少なるので試合終盤で使えるという制約、イッカネズミなども場に4体並ぶと280ダメージを出す事ができますが、4体並べないといけないという制約があります。制約がないと非エクデッキが最強のデッキになってしまいます。サイド1枚しかとられないポケモンで高火力を連発できるとサイド交換が有利すぎて他のデッキが追いつけなくなります。なので試合終盤は強い非エクデッキですが、試合序盤は低打点のポケモンで相手ポケモンを削ることが多いです。そして試合終盤に火力の高いポケモンを絡めて相手ポケモンを倒しに行くというゲームプランが基本になります。
その序盤などに「モミ」などの全体回復カードを挟まれると相手に与えたダメージが全回復されて、序盤の1、2ターンが無かったことになります。これが回復カードが厳しい原因になります。
手札干渉が厳しい理由は非エクデッキはポケモンのHPが低く設定されており、毎ターンポケモンが倒されるので毎ターンアタッカーを用意しなければなりません。
毎ターンアタッカーを用意しないといけないという事は、攻撃するためのアタッカーのポケモンと基本的にエネルギーが必要になってきます。
非エクデッキの最大のデメリットといってもいいでしょう。
回復カードは全てのデッキに入っているわけではないですが、手札干渉のカードはほぼ全てのデッキに入っており、どんなにポケモンカードが上手い人でもジャッジマンなどで手札にいらないカードが固まり、サポートやアタッカーを用意できないということがおこり攻撃できないターンが発生してしまいます。攻撃できないターンが起これば起こるほど相手が有利になってくるので、非エクを使う上での最大のデメリットではないかなと思っています。
またツツジを使われることも厳しく、終盤で強い非エクデッキですが、終盤のツツジも刺さるのも非エクデッキの最大の天敵と言えるでしょう。
終盤に強いポケモンを用意したいのですが、終盤にツツジを使われて、手札が2枚にされて、山札のドローと合わせて3枚でデッキを回さないといけません。手札3枚からだとサポートも引けずアタッカーもエネルギーも用意することが難しく場のポケモンだけで戦わないといけないという事が起こり、ツツジなどの手札干渉カードが非常に刺さってしまいます。
相手のベンチポケモンを呼び出しにくいというデメリットもあります。
基本的に非エクデッキのポケモンのHPは低く、毎ターン倒されてしまいます。
そのためにアタッカーを用意する必要があり、アタッカーを引くためにドローサポートを使わないといけないターンが多くなります。そのため1ターンに1度しか使えない、サポートの権利をボスの指令やセレナなどに使えるターンが少なくベンチのポケモンを呼びにくいというデメリットがあります。
非エクデッキまとめ
最後に現在使われている非エクデッキをまとめて終わりたいと思います。
ロストバレット
CL愛知2023年でも優勝したデッキになります。
現環境では非エクデッキで活躍できるデッキは数少なく、その中でも良く使われているのがロストバレットになります。
優秀なロストアタッカーとウッウやヤミラミなどを使って戦っていくデッキになります。
ウッウは特性「ロストプロバイド」が優秀でロストゾーンが4枚以上あるならおとぼけスピットでエネルギー無しで攻撃することができます。
上記で述べていた、非エクデッキはHPが低いので毎ターンアタッカーとエネルギーを用意しなければいけないという条件の中のエネルギー問題を簡単にクリアすることができます。
ヤミラミも優秀なワザ「ロストマイン」を持ったポケモンになります。
ロストゾーンが10以上溜まっているならワザの効果が使えて、ダメカンを12個好きなようにのせることができます。一見1エネルギー120ダメージの攻撃に見えてしまうのですが、ダメカンを好きなようにのせるという効果なのでベンチにも攻撃することができます。
これもまた上記で述べていた、非エクデッキのデメリットのボスの指令などの相手ベンチポケモンを呼び出すサポートを使えない点を解消してくれる1枚になります。
ドローサポート(ロストデッキならアクロマの実験)を使いつつベンチに攻撃することができるので非常に優秀なポケモンと言えます。
デッキレシピ
レジギガス
非エクデッキが環境に少なく、期待の非エクデッキといったところでレジギガスデッキを紹介したいと思います。
以前まで環境にレジギガスデッキはいたのですが、Dレギュレーションのカードが落ちて弱体化を受けてレジギガスデッキは数を減らしてしまいました。
人気なデッキでもあったのでいつかのタイミングで使えるように、レジギガスに入るカードも収録されるのではないかと思います。
上記のロストバレットの攻撃を一度耐えるポケモンも多く、ロストバレットに対等できるいいデッキではありました。
デッキレシピ
おわりに
ポケモンカードにおける非エクとは、非エクデッキのサンプルを紹介しました。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。