【バツローグ】古代の咆哮の注目カードを紹介!

プロローグ


おはようございます。バツローグです。
古代の咆哮、未来の一閃がついに発売されました。
WCSで初めて発表された古代と未来のカードがようやく使えるようになります。
大変強力なカードが沢山あり、環境の大きな変化が予想されるのでワクワクが止まりません。
そこで今回は、新弾に収録されている、個人的に注目しているカードを中心に紹介していきます。
また、紹介したいカードの数が多いので、古代の咆哮と未来の一閃で分けて紹介します!

まずは古代の咆哮から。


トドロクツキex

t


ブーストエナジー古代を付けるとHP290とべらぼうな高さ。
ワザは強制気絶とデメリット無しの220ダメージで選択できます。
exやV主体のデッキとの対戦は有利に戦えることが多そうです。
エネルギー加速もオーリム博士の気迫やダークパッチ、ガラルファイヤーVのじゃえんのつばさからエネルギーつけかえなど豊富な手段があります。
弱点も今あまり環境にいない草タイプなので、好条件が揃いすぎています。
トドロクツキexにエネルギー加速を大量に入れるだけで強いデッキができそうです。


アラブルタケ

 a

ブーストエナジー古代を付けていると実質毎ターン+10されます。トドロクツキexと合わせるとHP230のexも倒せるようになります。
お互いのポケモンを毒にしますが、トドロクツキexにブーストエナジー古代を付けると、特殊状態にならなくなるのでデメリットがなくなりますね。
また、自分のポケモンを毒にする効果を利用して、ガケガニのヒステリックシザーの火力を簡単に上げられるようになりました。
かがやくヒスイオオニューラと合わせると、後攻1ターン目で非exから200ダメージが飛んでくるかもしれません。

アタッカーとして着眼しても優秀です。
ブーストエナジー古代込みでHP180、毒込みで3エネルギー130ダメージと、非ex同士の殴り合いなら十分なステータスです。
逃げるエネルギーが3枚なので、ボスの司令で縛られたことを考えて入れ替え札は少し多めに入れる必要がありそう。


スナノケガワex

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サイドを2枚取られてから覚醒するポケモン。
序盤はオーリム博士の気迫やコライドンexにエネルギー加速を任せ、1体倒されたらじりょくきゅうしゅうで継続的に攻撃する動きが強そうです。
VSTARやVMAXを一撃で倒す火力はないので組み合わせが難しそうです。
ブーストエナジー古代込みのタフネスと自己発電を利用し、ボスの司令やナンジャモ等で妨害しつつ粘り強く戦う立ち回りが重要だと思います。
今後場の闘エネルギーを参照するポケモンが登場したら、違った活躍が見込めます。


グレンアルマex

g


マグマの滝壺とひおくりのグレンアルマでコンボが組めます。
進化ラインでコンボが完結しており、2ターン目から実質HP340で中打点を簡単に連打できるので使いやすそうです。
ひおくりグレンアルマを中心としたバレットデッキは、ルミナスエネルギーを使うことで対応力はありましたが、エースのような決定力があるポケモンはいませんでした。
グレンアルマexでその部分が補填され、さらに使いやすいデッキになったと思います。
非常に高いHPですが、水弱点のためパオジアンexに簡単に突破されてしまうので、他のカードでどう補うかが課題になりそうです。
からくりビームを持つマギアナだとカウンターできそうですね。

 

ラティオス

r


単体としてのカードではそこそこですが、以前収録されたラティアスと組み合わせることで、ラスターパージを後攻1ターン目から使えます。
新弾のリップと合わせると毎ターンラティオスと基本超エネルギーを使い回し、継続的に180ダメージを連打できます。
ラティアスがフュージョンなのでゲノセクトVを入れて手札の補充もできますね。
非exで速度感と安定感を兼ね備えている点は申し分ないですが、ラティアスはラティオス専用のエネルギー加速要因なので、他のアタッカーとの組み合わせに悩むことになりそうです。
自己発電できるガラルフリーザーが候補になりそうでしょうか。


ダストダス

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以前紹介したぽいぽいシェイクを持つマラカッチと同じワザを持つポケモンです。
こちらは1進化ですがワザのエネルギーはなんと1枚。
マラカッチへのエネルギー加速に苦労していましたがこれで心配はなさそうです。
カビゴンとの組み合わせもそのまま流用できます。
さらに悪タイプなのでサーナイトexやミュウVMAXなど、今まではポケモンのどうぐを7枚捨てる必要があった相手を、たべのこし4枚で突破できるようになりました。
1進化なので、ヤブクロンをげっこうしゅりけんやロストマインから守り抜く必要はありますね。


モルペコ

m 

トドロクツキexのサブアタッカーとして優秀な性能です。
トドロクツキexは大振りなワザしかないので、進化前のたねポケモンを倒すだけでも苦労します。
モルペコは比較的安易にワザを使え、トドロクツキexにエネルギーを移せます。
ワザを使ったあとは逃げるエネルギー0なので展開の邪魔になりません。あくタイプはダークパッチを使うため、逃げるエネルギー0のポケモンがいると小回りが利きそうです。


古代の器

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Gレギュレーションにおける最強のカードです。革命です。
基本エネルギーを使うデッキ(=ほぼ全てのデッキ)が強化されます。
メチャクチャ持ち上げていますが誇張抜きの評価です。そもそも今までGレギュレーションは汎用性の高いグッズがネストボールだけだったのもおかしな話でした。
ポケモンカードにおいて基本エネルギーを使うデッキは、手札かトラッシュにある基本エネルギーを利用した立ち回りが基本になります。
そのためサポートや特性で大量にドローし、基本エネルギーを手札に引き込む必要がありました。
それが大地の器によって大きくハードルが下がりました。手札に加えることはもちろん、大他の器自体で手札のエネルギーをトラッシュに送ることもできます。
また、エネルギーのタイプ縛りがないので、その時点で足りないタイプを手札に加えられます。
多色のバレットやドラゴンタイプのデッキの安定感が格段に向上しました。
特に相性いいカードとして、手札の基本エネルギー分ダメージが上がるサーフゴーexやタギングルは、初動の火力不足が唯一の課題でしたが古代の器で解決しました。


ワザマシン デヴォリューション

d


久々に強力な退化カードが収録されました。
過去何度か低コストで相手全体を退化させるカードはどれも非常に強く、常に環境の上位で使われていました。
ばら撒きを得意とするデッキと相性がいいです。手札に戻す効果なので相手のターンになれば再び進化されてしまいますが、事前にダメカンを乗せて退化させ、進化前のポケモンを気絶させると言った流れです。
特に2進化exはHPが300を越えており簡単には倒せませんが、進化前のHPは低いので少ないばら撒きで処理できますね。
ふしぎなアメ経由で進化したポケモンは、気絶しなくても再びふしぎなアメを使わなければ復活できないので時間稼ぎとしても有効です。


エピローグ


環境に参入するパワーを持つカードや、面白いコンボ性能を持つカードなど盛り沢山の収録内容でした。
個人的にはこれでも圧倒的なボリュームを感じるパックですが、これと同じボリュームのパックがもう1種類同時発売するという衝撃。。
次回は同時発売される未来の一閃のカードも紹介していきます。
今回は以上です。ありがとうございました!

 

 

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