はじめに
はじめまして、YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は遊戯王11期にて登場した大型ストーリーテーマの【烙印】について解説します。
【烙印】と言ってもストーリーテーマに関わる様々なカードがありますが、今回は物語の主人公である《アルバスの落胤》を主軸とした、総本家となる融合デッキについてです。
元々11期で最後に完結したテーマでしばらく強化がありませんでしたが、OCGのショートアニメに選ばれて、13期に強力な新規を手にしたテーマとなります。
今回はそんな遊戯王OCGを代表するレベルと言っても過言ではない、【烙印】デッキについて解説していきます。難しいイメージのあるテーマですが、なるべく簡潔に簡単にまとめていきます。
採用カード
《アルバスの落胤》 1枚
本家アルバスで、場に出ると手札コスト1枚で自身と相手で融合召喚する物語の主人公です。
相手の盤面を捲る時はもちろん、相手ターンに特殊召喚して多段的に妨害を行うこともできるのが強みとなります。【烙印】ギミックではこのカードを軸にしており、同名扱いの《白き竜の落胤》との兼ね合いもありますが、1枚は必須の採用です。
《白き竜の落胤》 2枚

新アルバスで、EXデッキから墓地肥やしを行いながら自身を特殊召喚し、着地効果で【エクレシア】を呼びそのまま星8シンクロなどを行えます。
まさに1枚から3枚に増えるカードであり、シンクロ召喚を行うと従来の《烙印融合》が行えなくなりますが、シンクロ先の《黒き竜のエクレシア》が《烙印融合》以上のバリューを生み出せるので、強力な初動の一手となります。
ルール上で《アルバスの落胤》として扱うため融合素材として共有できるメリットはありますが、ルール上採用できる枚数も共有されているのが構築上のデメリットにもなっています。このカード自体は、本家《アルバスの落胤》が持つ相手と融合できる役割を持っていないため、本家1枚に対して《白き竜の落胤》が2枚採用のバランスが定番です。
《白の聖女エクレシア》 1枚

《白き竜の落胤》から特殊召喚できるチューナーで、フィールドに残っても相手ターンに《アルバスの落胤》を出して妨害になります。墓地にいる場合はエンドフェイズに手札に戻って、《アルバスの落胤》の手札コストにも利用できます。
《教導の聖女エクレシア》 1枚

《白き竜の落胤》に対するドロー誘発に耐えるプランでの採用です。
《The Fallen & The Virtuous》を持ってきて止まります。
《赫の聖女カルテシア》 2枚
お互いのターンに融合できる聖女です。墓地にいると手札に戻って手札コストにもなりますが、相手ターンに《導きの聖女クエム》で釣り上げたい場合は、墓地のまま置いておくことになります。
《導きの聖女クエム》 1枚
墓地肥やし+EXに触ると蘇生を行える、【烙印】の展開延長の中核を担う聖女です。基本的にこのカードを上手く使うのが目標となります。
☆EXデッキの採用について
《烙印竜アルビオン》 2枚
融合効果の竜。墓地に落とす用も含めて2枚採用だと回しやすいです。
《氷剣竜ミラジェイド》 1枚
主役です。1度盤面に出してしまえば《導きの聖女クエム》で釣り上げることもできるので、1枚あれば十分です。
《赫焉竜グランギニョル》 2枚
《赫の聖女カルテシア》対応の融合体です。墓地に落とすことも考慮して、2枚採用で回しやすくしています。
《黒き竜のエクレシア》 1枚
《白き竜の落胤》と共に、新規烙印の主役シンクロとなります。展開に加えて相手ターンにも《アルバスの落胤》を連れてきて妨害をこなし、墓地に行ってもリソース回収+除去をこなせる非常に強力なカードです。
回し方
回す難易度が高いと言われる【烙印】ですが、最低限目指すべきセオリーは決まっており、《氷剣竜ミラジェイド》+《導きの聖女クエム》+《赫の聖女カルテシア》を盤面に形成して、相手ターンに《アルバスの落胤》を出せることが目標となります。
基本的に展開はこの盤面から逆算して組み立てることになり、展開に余裕があれば《The Fallen & The Virtuous》などを構えることになるので、目標を言語化するとそこまで難しくありません。
盤面の作り方ですが、基本的に《氷剣竜ミラジェイド》を出す融合ギミックに加え、《導きの聖女クエム》の墓地肥やしと蘇生効果全てを使うのがセオリーとなります。特に《導きの聖女クエム》の蘇生効果を使うにはEXに触る必要があるため、展開中に《導きの聖女クエム》を設置した後に、いかにEXに触れるかを意識する必要があります。
以下に展開例として、2個初動を解説します。基本的に【烙印】の展開方法は多岐にわたるため、あくまで一例となります。
○《デスピアの導化アルベル》1枚初動
- 《デスピアの導化アルベル》召喚で、デッキから《烙印融合》を手札に加える
- 《烙印融合》発動、デッキから《白き竜の落胤》と《赫の聖女カルテシア》を素材に落として《烙印竜アルビオン》を融合召喚
- 《烙印竜アルビオン》効果で場の《デスピアの導化アルベル》と墓地の《赫の聖女カルテシア》を融合(除外)して《赫焉竜グランギニョル》を融合召喚
- 《赫焉竜グランギニョル》でEXデッキから《聖痕喰らいし竜》を墓地に送る
このままエンドフェイズへ
- 《聖痕喰らいし竜》の墓地効果でデッキから《The Fallen & The Virtuous》を手札に加える
- 《The Fallen & The Virtuous》発動で、《灰燼竜バスタード》を墓地に送って場の《烙印竜アルビオン》を破壊
- 《烙印竜アルビオン》墓地効果でデッキから《赫の烙印》を手札に加える
- 《灰燼竜バスタード》墓地効果でデッキから《導きの聖女クエム》を特殊召喚
- 《導きの聖女クエム》効果でデッキから《赫の聖女カルテシア》を墓地に送る
- 《赫の烙印》発動で墓地から《白き竜の落胤》を拾って、《赫焉竜グランギニョル》と融合(除外)して《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚
- 《導きの聖女クエム》効果で墓地の《赫の聖女カルテシア》を特殊召喚
盤面:《氷剣竜ミラジェイド》+《導きの聖女クエム》+《赫の聖女カルテシア》
非常にシンプルな盤面ですが、《氷剣竜ミラジェイド》効果使用後に《赫の聖女カルテシア》などで融合素材にして墓地に送り、《導きの聖女クエム》で《氷剣竜ミラジェイド》を再度蘇生して妨害効果を復活させることができます。《氷剣竜ミラジェイド》には名称ターン制限はありません。
○《白き竜の落胤》1枚初動
- 《白き竜の落胤》手札効果でEXから《烙印竜アルビオン》を墓地に送り、自身を特殊召喚
- 場の《白き竜の落胤》効果でデッキから《白の聖女エクレシア》を特殊召喚
- 《白き竜の落胤》と《白の聖女エクレシア》で《黒き竜のエクレシア》をシンクロ召喚
- 《黒き竜のエクレシア》の効果で自身を除外してデッキから《導きの聖女クエム》を特殊召喚
- 《導きの聖女クエム》効果でデッキから《赫の聖女カルテシア》を墓地に送る
このままエンドフェイズへ
- 《赫の聖女カルテシア》墓地効果で自身を手札に加える
- 《白の聖女エクレシア》墓地効果で自身を手札に加える
- 《烙印竜アルビオン》墓地効果でデッキから《烙印開幕》を手札に加える
- 《烙印開幕》で手札の《赫の聖女カルテシア》を捨てて《デスピアの導化アルベル》をデッキから特殊召喚
- 《デスピアの導化アルベル》でデッキから《赫の烙印》を手札に加える
- 《赫の烙印》発動で墓地から《白き竜の落胤》を拾って、《デスピアの導化アルベル》と融合(除外)して《神炎竜ルベリオン》を融合召喚
- チェーン1で《神炎竜ルベリオン》で手札の《赫の聖女カルテシア》を捨てて、《神炎竜ルベリオン》と《白き竜の落胤》を融合(デッキに戻す)して《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚
- チェーン2で先に《神炎竜ルベリオン》で捨てた《赫の聖女カルテシア》を、《導きの聖女クエム》効果で墓地から特殊召喚
- 除外した《黒き竜のエクレシア》が場に戻る
盤面:《氷剣竜ミラジェイド》+《導きの聖女クエム》+《赫の聖女カルテシア》+《黒き竜のエクレシア》
【遊戯王マスターデュエル】 ついに完成形へ到達!わかりやすく解説 『烙印』 【ゆっくり解説】
マスターデュエルの動画でも解説しています。
構築について
▶デッキレシピ(遊戯王OCGカードデータベース)
※リミットレギュレーションは2026年7月適用です。
マスターデュエルですが、【烙印】はこちらを参考にしています。
▼参考文献
烙印解説note
https://note.com/mas00/n/n6590faaa1e74
烙印展開ルートnote
https://note.com/mas00/n/n4d1abfca20b6
さいごに
いかがでしたか。
【烙印】は完成されたテーマで、今後も様々な新規が期待できます!
ぜひ皆さんも組んで遊んでみていただけたら幸いです


