はじめに
こんにちは!
YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は《青眼の白龍》を使ったデッキで最も強力とされる【原石青眼】について紹介します。
【青眼】自体は2024年9月発売の「青き眼の光臨」によって現代レベルに強化されたテーマです。
さらに通常モンスターを強化するテーマとして、近い時期に登場した【原石】と組み合わせることでミッドレンジ型として、さらに安定感のある構築となりました。
それが【原石青眼】と呼ばれるデッキです。
【青眼】のみの構築と違って展開力より対応力&安定感を重視したデッキとなり、さらに通常モンスターである本家《青眼の白龍》が活躍する事から人気の高い構築です。
今回はスタンダードな【原石青眼】について解説していきます。
採用カードについて
◇【原石】の採用
《原石竜アナザー・ベリル》 3枚

【原石】魔法罠セット効果の下級です。
サーチ効果内蔵の《原石の皇脈》をセットするのが役目になります。
【青眼】においてはこのカードから召喚して展開しても、《青き眼の精霊》になり【青眼】の展開に綺麗に繋げられるので非常に相性が良いです。
手札に戻って来るリソース循環能力も高く、【原石青眼】において軸になる重要な下級モンスターですね。
文句なしの3枚採用です。
《原石の皇脈》 3枚

サーチ効果内蔵な上に通常モンスターを特殊召喚できる高性能な永続魔法です。
特殊召喚効果を使うとその後の効果が使えないので、基本的に展開の最後に用いります。
サーチ効果があるので《原石竜アナザー・ベリル》と相互サーチ関係にあり、文句なしの3枚採用です。
《原石の穿光》 1枚

【原石】セット最大の強みと言える無効+除外を備えた最強のカードです。
墓地効果で《原石竜アナザー・ベリル》がいれば場に再セットできる効果も持ち、実質的な無限リソースとして長期戦をかなり有利にしてくれます。
先攻の手札コストとしても、《原石竜アナザー・ベリル》が場に残っている場合は、《青き眼の祈り》で墓地に送って実質的な手札コストを無料にできます。
再利用できることも含めて1枚採用で十分です。
◇【青眼】の採用
《青眼の白龍》 2枚

主役です。
効果がないので初手に来るとちょっと不便ですが、このカードがないと機能しません。
相手によって除外される事も考慮して2枚採用が安定します。
《青き眼の賢士》 3枚

お馴染みの【青眼】の初動です。
【原石】初動を絡めた場合は《光の霊堂》の追加召喚で出します。
こちらも文句なしの3枚採用です。
《白き乙女》 3枚

《真の光》の設置+自己蘇生できる【青眼】の核です。
これも初動になるので3枚採用です。
《青き眼の祈り》 3枚
手札コスト1枚消費で2枚サーチしてくるサーチ魔法。
相手にとって明らかな妨害の当てどころですが、【原石】展開に先に妨害を投げられると効果が通りやすくなります。
初動がこのカード以外にあるなら、なるべく後から使いたいカードです。
《青眼龍轟臨》 1枚
リクルート魔法です。
《青眼の白龍》を出す効果が止められた場合や、除外されてしまった場合に《青き眼の祈り》で持ってきてリカバリーすることが多いです。
《光の霊堂》 1枚
お馴染みのフィールド魔法。
いつもありがとうございます。
《真の光》 1枚

サーチか《青眼の白龍》を蘇生させる永続罠。
このカードで先攻盤面に、《青眼の白龍》を残さなくても相手ターンに蘇生させて《原石の穿光》を使える状態にできます。
《青き眼の威光》 1枚
除去罠。
【青眼】としての展開が最低限になるので、先攻なら《青き眼の祈り》で持って来る事が多いです。
☆EXの採用について
《青眼の精霊龍》 2枚

星9のシンクロで出す【青眼】のエースです。
このカード自体の墓地効果無効効果に加えて、別のシンクロモンスターに変身する効果を含めて単体で最大2妨害を引き出せます。
【原石青眼】ではこのカードを2体並べるのが目標です。
以下のカードにこのカードから出すシンクロモンスターを解説します。
《青眼の究極霊竜》 1枚

正規召喚するより《青眼の精霊龍》の効果で出します。
万能無効効果を持ちますが、《青眼の精霊龍》のデメリットでエンドフェイズに自壊してしまうので注意です。
《赤き竜》 1枚
《聖珖神竜 スターダスト・シフル》 1枚
《青眼の精霊龍》2体目で出すシンクロモンスターです。
隣の《青眼の究極霊竜》に並べて出す事で、《青眼の精霊龍》のデメリットで自壊してしまう効果を、《聖珖神竜 スターダスト・シフル》の破壊耐性で防げます。
《エンシェント・フェアリー・ライフ・ドラゴン》 1枚

守備表示で攻撃ができる為、《青眼の精霊龍》でそのまま攻撃要員として運用できます。
《月華竜 ブラック・ローズ》 1枚

《青眼の精霊龍》から出してそのままバウンスの除去効果を行えます。
回し方
【原石青眼】には、決まった展開ルートはありませんが、両テーマが噛み合った展開となる2枚展開について解説します。
手札:《原石竜アナザー・ベリル》+《青き眼の賢士》+手札コスト1枚
- 《原石竜アナザー・ベリル》召喚、《原石の皇脈》をセット
- 《原石の皇脈》発動で《原石の穿光》を手札に加える
- 《原石竜アナザー・ベリル》を素材に《青き眼の精霊》をリンク召喚
- 《青き眼の精霊》の効果でデッキから《光の霊堂》を手札に加える
- 《光の霊堂》を発動、起動効果で《青き眼の精霊》を対象にデッキから《青眼の白龍》を墓地に送る
- 《光の霊堂》で追加召喚できるので、《青き眼の賢士》を召喚してデッキから《白き乙女》を手札に加える
- 《白き乙女》の効果で手札から自身を墓地に送ってデッキから《真の光》を表側表示で設置
- 《真の光》の効果でデッキから《青き眼の祈り》を設置
- 《青き眼の祈り》で手札コスト1枚を捨てて発動、デッキから《エフェクト・ヴェーラー》と《青き眼の威光》を手札に加える
- 《青き眼の精霊》の効果で自身をリリースして墓地から《青眼の白龍》を特殊召喚
- 《青眼の白龍》が特殊召喚されたことで、墓地から《白き乙女》を特殊召喚
- 《青眼の白龍》と《白き乙女》で《青眼の精霊龍》をシンクロ召喚
- 《原石の皇脈》の起動効果で《青眼の白龍》を宣言し、デッキから《青眼の白龍》を特殊召喚
- 《青眼の白龍》と《青き眼の賢士》で《青眼の精霊龍》をシンクロ召喚
- 《原石の穿光》と《青き眼の威光》を伏せてターンエンド
盤面:《青眼の精霊龍》×2 +《原石の穿光》+《青き眼の威光》
手札:《エフェクト・ヴェーラー》
▼マスターデュエルの動画でも解説しています。
【遊戯王マスターデュエル】 本当に最強になった最高のデッキ! 『原石青眼』 【ゆっくり解説】
※湯蔵ちゃんねる提供画像
構築について
▶デッキレシピ(遊戯王OCGカードデータベース)
※リミットレギュレーションは2025年4月となります
さいごに
いかがでしたか?
【青眼】自体が遊戯王屈指の人気テーマであり、遊戯王が続く限り活躍の機会は多く恵まれているテーマと言えます!
これを機に、ぜひ手に取って遊んでいただければ幸いです!