みなさんこんにちは。
プレイズスポンサードプロのサーニーゴです。
12/1(金)に年に一度のハイクラスパック「シャイニートレジャーex」が発売します。
このパックは大会でよく使われているポケモンや、汎用性の高いトレーナーズを中心に収録されている特別なパックです。
また珍しいイラストのカードも多く収録されているため、このパックを機にポケモンカードを始めるプレイヤーが多くいます。
しかし「このカードよく使うけど、収録されていないな…」というカードも多くあります。
そこで今回のコラムでは「シャイニートレジャーex」に収録されていないけど集めておいた方がいい汎用性の高いカードについてまとめました。
ぜひこのコラムを参考に、ポケカを楽しく始めていきましょう!
最初に知りたいレギュ落ちについて
毎年1月にスタンダードレギュレーションの改訂が行われます。スタンダードレギュレーションとは、直近2〜3年以内に発売したカードのみが使えるルールで最も多くのユーザーに遊ばれています。
大会のほとんどが、このスタンダードレギュレーションで行われており、YouTubeに上っている動画もほとんどがこちらのルールで遊んでいる動画です。
スタンダードレギュレーションの改訂が年1回行われ、これによって古いカードが一部使えなくなってしまいます。
これは一見すると買ったカードがすぐ使えなくなって初心者に厳しいように見えます。
しかし強いけど古過ぎて手に入りにくいカードがなくなることや、ゲームバランスが健全になるように調整したりする上で、非常に重要です。
そのため実はスタンダードレギュレーションの改訂が、初心者がポケモンカードを遊びやすくなっている理由の1つでもあります。
また古いカードがスタンダードレギュレーションで使えなくなることを「レギュ落ち」とユーザー間では呼んでいます。
今回紹介するカードは、すぐに「レギュ落ちしない」可能性の高いカード達です。
そのため初心者の方も安心して、このコラムで紹介したカードをゲットしてみてください。
参考文献
▶レギュレーションについて
かがやくゲッコウガ
かがやくポケモンはデッキに1種類までしか入れられない特別なルールを持つポケモンです。
特性「かくしふだ」が強力で、手札を増やしその番の選択肢を広げてくれます。
かがやくゲッコウガよりも強い特性を持つポケモンは多くいますが、たねポケモンでこれほど便利な特性を持っていて、倒されてもサイドを1枚しか取られないポケモンは他にいません。
トラッシュするエネルギーはどのタイプのエネルギーでもいいので、水タイプ以外のデッキにも採用ができます。
ネオラントV
特性が強力で、様々なデッキでよく採用されるポケモンです。
かがやくゲッコウガのワザは強力なのですが、ネオラントVはダメージが低いので攻撃することはほとんどありません。
ハイパーボールが手札にあると、いつでもこのポケモンを持って来られるので、特性ルミナスサインを使ってその場に応じたサポートが使えます。
1枚で戦略の幅が大きく広がる1枚!
その代わりポケモンVは倒されたらサイドを2枚取られてしまうので扱いに注意が必要です。
いれかえカート
ポケモンいれかえと似たような効果。
たねポケモンが主役のデッキであれば、「いれかえカート」を採用した方が強いです。
ポケモンを入れ替える手段が大量に必要なデッキは、ポケモンいれかえといれかえカートを両方とも採用するパターンがあります。
大地の器
古代のカードですが、便利すぎて様々なデッキに入ります。- 多くのエネルギーカードを引かないといけないデッキ
- 2種類以上の基本エネルギーを採用しているデッキ
これらに最適です。
ただし「基本」エネルギーしか持ってこられない点に注意が必要です。
※「特殊」エネルギーは持ってこられません。
森の封印石
ポケモンVにつけると対戦中1回しか使えない特別な能力「VSTARパワー」が使えます。
VSTARパワーには特性とワザの2種類があり、スターアルケミーはその場に応じて必要なカードを手札に加えられます。
VSTARパワーは対戦中に1回しか使えない制限があるぐらい強力なので、使わないのは勿体無いです。
最近では特に使いたいVSTARパワーがない場合、このカードを入れるのが主流!
先ほど紹介したネオラントVと相性がよく、セットで採用されるケースが多いです。
また2進化デッキや特定のグッズに依存しているデッキの場合はペパーから持ってくるコンボが強力です。
ペパーはグッズとポケモンの道具を手札に加える効果。
森の封印石を採用していると、実質グッズと好きなカードを1枚持ってくる効果として使えます。
アクロマの実験
サポートは強力な効果を持っている分、自分の番ごとに1回しか使えません。
アクロマの実験はミラージュゲート、ウッウ、ヤミラミなどロストゾーンを活用するデッキにおいて4枚採用されるサポートカード。
しかしロスト系統以外のデッキに採用されることもあります。
このカードは手札をキープしたまま山札の上から5枚カードを見られるので、2枚以上のカードを手札で揃えて使うデッキと相性がいいです。
他に山札を多く引けるサポートは博士の研究、ナンジャモ、ヒガナの決意などがメジャー。
これらのカードは手札をトラッシュしないといけなかったり、条件によって引ける枚数が変わったりするデメリットがあります。
ポケストップ
山札の上から3枚トラッシュしグッズのみ回収できます。
サポート以外で山札を多く引く手段は重要なので、このような条件付きであったとしてもデッキによっては重宝するカードです。
ポケストップの場合グッズが多く採用されており、序盤に勝負を一気に決めるデッキや手札の枚数を確保したいデッキによく採用されます。
普通のデッキに適当に通っ込んだら使いにくいですが、相性のいいデッキには必須となるカードなので持っておいて損はないです。
これから作りたいデッキによって集めるか検討しましょう。
ダブルターボエネルギー
ダブルターボエネルギーがついているポケモンのワザのダメージが-20されるというデメリット付きですが、エネルギー1枚で2個分の働きをします。
大地の器やポケストップなど、サポート以外のカード1枚が2枚分のカードになる効果はポケモンカードゲームにおいておおよそ強いです。
ワザエネルギーのタイプ指定が無色の場合、どのエネルギーがついていてもワザを使えます。
無色エネルギー2個が指定の場合、ダブルターボエネルギーを1枚つけるだけですぐワザが使用可能。
エネルギーの指定タイプに無色2個が含まれているなら積極的に採用を検討したいカードです。
大会で活躍するデッキの中にはこのカードを使うことが前提で作られているデッキがいくつもあります。
尖っているものだとエネルギーを4枚しか採用しないデッキも存在するぐらい強力です。
※特殊エネルギーはデッキに4枚までしか採用できないので注意してくださいね。基本エネルギーは例外なので何枚でも採用できます。
ジェットエネルギー
ジェットエネルギーをつけたポケモンはバトル場のポケモンと入れ替えます。
これはつけた時に強制的に働く効果なので「絶対」に入れ替えないといけません。
このカードは「エネルギーとしての働き」と「ポケモンをいれかえる働き」を1枚でこなします。
ダブルターボエネルギーの部分で解説でしたように、1枚で2枚分の働きをしてくれるカード。
主に2種類のデッキによく採用されます。
1つ目はポケモンを入れ替える手段が多く必要なデッキです。
例えば「バトル場でしか使えない特性」を持つポケモンが何体もいる場合、1回の順番に何度もポケモンを入れ替えないといけません。
そのためジェットエネルギーを使用して、ポケモンを入れ替えながら特性を使っていけます。
2つ目はエネルギー加速が豊富なデッキです。
エネルギーは自分の番に手札から1枚しかつけられません。
しかし多くのデッキが「ポケモンの特性」「ポケモンのワザ」「トレーナーズの効果」などを駆使して、手札からつける以外の手段で、エネルギーを加速し、エネルギーを多く必要とする強力なワザを使います。
このようなデッキの場合は、手札からジェットエネルギーをつける余裕が生まれます。
エネルギーとしての役割があるので「ポケモンいれかえ」などのいれかえ系カードを採用するより便利なことがあります。
まとめ
今回はハイクラスパックで収録されていない汎用性の高いカードについて解説しました。
今回紹介したカードは優先的に集めるべきとかきましたが、他にも強力なカードや面白いカードは多くあります。
使ってみたいと感じたカードはどんどん試してみましょう!
デッキを考えることもポケモンカードの楽しさの1つですからね。
今回のコラムはここまで!
最後までご覧くださりありがとうございました。
また来月のコラムでお会いしましょう。