はじめに
こんにちは、ポケ神チャンネルのとーまです。
今回は「ポケモンカードにおけるダメカンをのせるとダメージのちがいとダメカンをのせるという効果の強さ」を紹介したいと思います。
初心者さんにもわかりやすく解説していけたらなと思います。
一生懸命執筆しているので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
ダメカンをのせるとは?
ポケモンカードのテキストでは「ダメカンをのせる」という効果があります。
似たような効果で「それぞれ〇〇ダメージ」という効果があります。
例えば、前者のテキストで実際に存在するのがヤミラミのワザ「ロストマイン」で
このワザは、自分のロストゾーンにカードが10枚以上あるときにしか使えない。ダメカン12個を、相手のポケモンに好きなようにのせる。
というテキストになっています。
後者のテキストで実際に存在するのがれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」で
このポケモンについているエネルギーをすべてトラッシュし、相手のポケモン2匹に、それぞれ120ダメージ。
というテキストがあります。
「ダメカンをのせる」と「それぞれ〇〇ダメージ」ではポケモンカードの効果のルール内での効果処理が違ってきます。
違いと致しましては、
「弱点・抵抗力」
「ワザのダメージを+する(こだわりベルト)」
「ワザのダメージをーする(ダブルターボエネルギー)」
「ワザの効果をうけない(カビゴンの特性「へいきなしぼう」)」
「ワザのダメージを受けた時(ラッキーエネルギー)」
このあたりが違いとなります。
ポケカを少しやっている方なら発動条件を()で囲ったカードの処理を想像してもらうとわかりやすいかもしれません。
簡単に説明していきたいと思います。
違いをわかりやすくするために上記で紹介した、ダメカンをのせるワザをもったヤミラミのワザ「ロストマイン」とダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」を軸に紹介していきたいと思います。
「弱点・抵抗力」
まずは「弱点・抵抗力」からです。
結論から言うと
ダメカンをのせるワザをもったヤミラミの「ロストマイン」は弱点・抵抗力を計算しません。
ダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」は弱点・抵抗力を計算します。
ヤミラミで超弱点をつけると思って攻撃しても、弱点計算をしないのでデメリットでもありますが、抵抗力も計算しないのでメリットでもあります。
れんげきウーラオスのワザ「キョダイレンゲキ」はベンチポケモンには弱点・抵抗力を計算しないと書いていますので、バトル場にダメージを与える際は弱点・抵抗力を計算します。
ワザのダメージを+する(こだわりベルト)
次に「ワザのダメージを+する(こだわりベルト)」です。
結論から言うと
ダメカンをのせるワザをもったヤミラミの「ロストマイン」はワザのダメージを+しません。
ダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はワザのダメージを+します。
ヤミラミのワザ「ロストマイン」こだわりベルトをつけてもダメージが上がることがないですが、れんげきウーラオスVMAXの「キョダイレンゲキ」はダメージが上がります。
こだわりベルトの効果がVポケモンとバトル場の限定なので、れんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はベンチへのダメージは上がらないので注意が必要です。
ワザのダメージを-する(ダブルターボエネルギー)
次に「ワザのダメージを-する(ダブルターボエネルギー)」です。
結論から言うと
ダメカンをのせるワザをもったヤミラミの「ロストマイン」はワザのダメージをーしません。
ダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はワザのダメージをーします。
ダブルターボエネルギーをつけると効果で「このカードをつけているポケモンが使うワザの、相手のポケモンへのダメージは「-20」される。」とありますが、ヤミラミのワザ「ロストマイン」はその効果を受けることがなく、ダブルターボエネルギーがついていても、ロストマインはダメカン12個を相手の場に好きなようにばらまくことができます。
れんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はダブルターボエネルギーの効果を受けます。
なのでれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」は100ダメージと下がってしまいます。
ワザの効果をうけない(カビゴンの特性「へいきなしぼう」)
次に「ワザの効果をうけない(カビゴンの特性「へいきなしぼう」)」です。
結論から言うと
ダメカンをのせるワザをもったヤミラミの「ロストマイン」はワザの効果は適用されません。
ダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はワザのダメージは適用されます。
カビゴンの特性「へいきなしぼう」があります。
効果が「このポケモンは、相手ポケモンから使うワザの効果を受けない」とあります。
このカビゴンにヤミラミのワザ「ロストマイン」を使用すると、ワザの効果が受けないので、ダメカンをのせることはできません。
このカビゴンにれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」を使用すると、ワザのダメージを防ぐことはできないので、ダメージを与えることができます。
次に「ワザのダメージを受けた時(ラッキーエネルギー)」です。
結論から言うと
ダメカンをのせるワザをもったヤミラミの「ロストマイン」はワザのダメージを受けた時の効果は発動しません。
ダメージを与えるワザをもったれんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」はワザのダメージを受けた時の効果が発動します。
ラッキーエネルギーがついている「ピカチュウ」がいたとします。
ラッキーエネルギーの効果が「このカードは、ポケモンについているかぎり、無色エネルギー1個ぶんとしてはたらく。このカードをつけているポケモンが、バトル場で相手のポケモンからワザのダメージを受けたとき、自分の山札を1枚引く。」という効果をもっています。
その「ピカチュウ」にヤミラミのワザ「ロストマイン」でダメカンをのせてもラッキーエネルギーが発動することはありません。
れんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」で「ピカチュウ」に攻撃すると、ワザのダメージなので、ラッキーエネルギーの効果が発動し、1枚ドローされます。
「それぞれ〇〇ワザのダメージ」と「ダメカンを〇個のせる」の違いを紹介させていただきました。
ダメカンをのせるという効果の強さ
最後にダメカンをのせるという効果の強さを紹介して終わりたいと思います。
ヤミラミのワザ「ロストマイン」は現環境では非常に強力なワザになっています。
れんげきウーラオスVMAXのワザ「キョダイレンゲキ」は特性「なみのヴェール」をもっているマナフィがいるとベンチにもダメージが通らず、バトル場しかダメージを与えることができません。
ヤミラミの「ロストマイン」はダメカンを好きなようにのせるという効果なので、マナフィの特性の効果を受けずベンチポケモンにダメージを与えることができます。
そして、ロストマインは好きなようにのせるという効果なので、削り切れなかったポケモンを削り落としたり、同じポケモンにダメカンを12個のせて、120ダメージを与える事や、ベンチポケモンに攻撃するには基本的に「ボスの指令」などをつかわないといけないのですが、好きなようにのせることができるのでボスの指令などを使わなくてもベンチにいるポケモンに攻撃することが可能です。
カビゴンの特性「へいきなしぼう」をもったポケモンは多くはないので、ヤミラミのワザも基本的には通りやすいです。
おわりに
ポケモンカードにおけるダメカンをのせるとダメージのちがいとダメカンをのせるという効果の強さを紹介しました。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました