はじめに
こんにちは、ポケ神チャンネルのとーまです。
今回は「ポケモンカードバレットデッキとは?」を紹介したいと思います。
初心者さんにもわかりやすく解説していけたらなと思います。
一生懸命執筆しているので、是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。
そもそもバレットとは?
別のカードゲーム「マジック・ザ・ギャザリング」で特定の状況において強力なカード。またはそれを組み込んだデッキ構築や戦法を言い、シルバーバレット戦略とよばれるそうです。強力ではありますが、想定された状況では使いたくないので1~2枚などを採用する場合が多いです。こうしたデッキは状況に応じて必要な道具を取り出すことからツールボックスとも呼ばれています。
シルバーバレットデッキ=ツールボックスデッキと言ってもいいでしょう。
上記の事から簡単に言うと、環境への対策デッキ、対策カードを入れたデッキ、弱点を突くためにポケモンを入れたデッキと言っていいでしょう。
ポケモンカードにおけるバレットデッキとは
ポケモンカードにおけるバレットとは対戦相手によって相手ポケモンの弱点を突くために、様々なタイプのポケモンを採用することや、状況によってアタッカーを変えたいために様々なポケモンを採用することを指します。
現環境で言うと、バレットデッキと言えば、ロストバレットなどのデッキが多く見分けられます。ロストバレットでわかりやすく解説していきたいと思います。
▶デッキレシピ(ポケモンカード公式)
こちらのデッキは愛知CL2023年優勝のロストバレットデッキになります。
優勝ということから現環境を綺麗に見れるデッキとなっています。
こちらのデッキはロストバレットの定石になってくるのではないかと思うので、こちらで解説・説明させて頂こうと思います。
バレットなのでどういう状況で使うかなども記述していきたいと思います。
ウッウ
どういう状況で使うか:後攻1ターン目、110ダメージ与えたい時
まずは第一のアタッカーになります。
後攻一ターン目から特性を活かして0エネルギーで攻撃することも可能なポケモンになります。
後攻一ターン目の攻撃はもちろん、後のターンでもベンチに出しておくだけで特性「ロストプロバイド」でロストゾーンが4枚以上あるのならばエネルギー110ダメージは確約されている点も優秀です。非V、非exポケモンのデッキ対面などでウッウの攻撃の速さにおいつけるデッキは少なく非V、非exデッキはウッウに屈していると言っていいでしょう。
ヤミラミ
どういう状況で使うか:相手のベンチ狙撃したい時、相手のポケモンを削りたい時
第二のアタッカーになります。ロストバレットの真骨頂のようなポケモンになります。
ワザ「ロストマイン」がとても優秀です。ポケモンカードではベンチのポケモンにダメージを与えるにはヤミラミのワザを持ったポケモンや、ボスの指令、セレナというベンチポケモンを呼ぶサポートを使わないといけません。
ポケモンカードはポケモンが倒されるたびにエネルギーを引いてポケモンを育てないといけません。そのためにも博士の研究などのドローサポートを使わなければなりません。
このことからボスの指令やセレナというサポートを使うハードルが高く、ヤミラミのワザがどれほど強力か伝わるかと思います。
デメリットとしてはロストゾーンが10枚溜まるまではまったく攻撃ができないという点になります。
かがやくゲッコウガ
どういう状況で使うか:げっこうしゅりけんで2体ポケモンを倒せる時、げっこうしゅりけんでいい感じに削りを入れられる時
第三のアタッカーになります。特性「かくしふだ」もとても強力でエネルギーを手札からトラッシュすることで山札から2枚カードを引くことができます。ロストバレットを安定させるための1枚となります。
ワザ「げっこうしゅりけん」で相手ポケモン2体に90ダメージを与えることができます。
HP90以下のポケモンを2体倒せるとサイドを2枚取れることができ、かがやくゲッコウガは倒されてもサイド1枚のポケモンなので、かがやくゲッコウガでサイドを2枚とれるとゲームの大きなアドバンテージとなるでしょう。
カビゴン
どういう状況で使うか:ウッウで110ダメージ与えたVSTARポケモンを削り切るときや、HP180以下のポケモンを倒す時や、ロストバレット対面など
第四のアタッカーになります。ワザ「どっすんグースカ」が3エネルギー180ダメージを与えることが可能です。ミュウVなどのポケモンのHP180のポケモンを倒せる他にも、ウッウで110ダメージ与えたVSTARポケモンを倒すときに使用します。
ウッウで削るだけでは、VSTARポケモン1体にサイドを3枚とられることになってしまいます。そこを解決するためにカビゴンを使用します。
特性「あついしぼう」も優秀で相手のポケモンが使うワザの効果を受けません。この特性はヤミラミのロストマインやギラティナVSTARの、ターレクイエムが効かないというメリットがあります。なのでロストバレット対面では、カビゴンでウッウのおとぼけスピットを受けても、ヤミラミで倒せないので、ウッウのおとぼけスピットを2回使わせることができます。その間にカビゴンは2回攻撃できるので、カビゴンでサイドを2枚取ることができます。試合を有利に進める事や逆転することが可能になってきます。
デメリットとしてはどっすんグースカの効果がワザを使ったときに眠り状態になって、このねむりで投げるコインは2買いになり、すべてオモテがでないと回復しないことです。
いれかえカートやあなぬけのヒモを使って、ねむり状態を解除して攻撃していきたいです。
ザマゼンタ
どういう状況で使うか:HP220以下のポケモンexやVポケモンを倒したいとき、非V、非ex対面、鋼弱点を突きたいときなど
カビゴンと似た役割ができるカードなのですが、大きな点が220ダメージをだせるという点です。ミライドンexデッキなどは220ダメージ以下のポケモンで攻撃することが多いので、カウンターでザマゼンタを合わせてミライドンexを倒して、相手にはミライドンexでザマゼンタを取らせるというサイドが有利になる交換をしたいです。
また特性「メタルシールド」も優秀で受けるダメージを-30させる事が出来て、実質HPが160になるという特性を持っています。
HP160になると相手はVポケモン、exポケモン、VSTARポケモン、VMAXポケモンで倒さないといけないという状況を作り出すことができます。
非V、非exポケモンを挟ませないことでサイドを有利交換しやすくなります。
ライコウV
どういう状況で使うか:雷弱点を突きたい時、Vポケモン、exポケモンを倒せるとき
主に雷弱点を突きたいときに使用します。
環境で言えばルギアVSTARを倒したいときに使用したいです。
このデッキには空の封印石が採用されていることから、VSTARポケモンを空の封印石を使用して倒せばサイドを3枚取ることが可能です。
Vポケモン、exポケモンを倒せる火力も出せるので、ライコウVでサイドを2枚進められるなら使用してもいいでしょう。
ドラピオンV
どういう状況で使うか:ミュウVMAXを倒したい時、悪弱点を突きたい時
主にミュウVMAX対策として採用されています。
特性「ワイルドスタイル」で「いちげき」「れんげき」「フュージョン」エネルギーの数ぶんドラピオンVが使うワザのエネルギーは少なくなります。
他にも悪弱点を突く要員としても使用することができます。
おわりに
ポケモンカードにおけるバレットデッキとは?を紹介しました。
参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。