プロローグ
おはようございます。バツローグです。
ついに2024シーズンのシティリーグがスタートしました。
シティリーグは4シーズンに別れ、各シーズンで1回ずつ参加でき、結果から累計のポイント(CSP)が算出されます。累計ポイントに応じてランキング化され、上位者にはWCSの参加権利が得られます。
去年のWCSのボーダーは280ポイントでした。2回は優勝しないと届きにくく、1度でも予選落ちしたらほぼ脱落の非常に険しい道のりです。
今回はシーズン1なので、このスタートダッシュが重要になってくるため、普段より気合いを入れて臨みました。
使用デッキ
今回使用したデッキはリザードンexです。
当時の環境は混沌しており、どのデッキも強力でした。各マッチアップの有利不利も曖昧とされているものが多いです。
その中で、たねexを主軸としたデッキに有利を付け、ミュウVMAXに圧倒的有利かつ、ジラーチの登場でロストギラティナとも互角以上に戦えるリザードンexを選びました。
また、進化デッキに有利なテツノブジンex +エンテイVのデッキが直近で結果を出していました。
もう1つの候補はサーナイトexでしたが、テツノブジンexを主軸としたデッキに対してかなりの不利を取ります。
テツノブジンexのシェアは低かったですが、負けたくなかったので、即進化で対応可能なエヴォリューション型のリザードンexで臨みました。
1回でも負けたら予選落ちする可能性があったため、事故負けが起こりにくい構築にする必要があります。
後攻で固定し、ほぼ確実に後攻1ターン目にエヴォリューションを使える構築にしました。
試合レポート
1戦目 ロストトドロクツキex 後攻 ○
相手の1ターン目はロスト1枚で番を返されます。
エヴォリューションでリザードとビーダルを育て、返しにおとぼけスピットでサイドを先行されました。
バーニングダークで返しますが、ミラージュゲートからトドロクツキexが起動し、くるいえぐるで倒されます。
ヒトカゲでカウンターするか考えましたが、そのヒトカゲがおとぼけスピットで簡単に倒されることを懸念し、リザードンexのバーニングダークでカウンターします。
また、この時点で相手がロストマインを使える構築か不明だったためジラーチは出しませんでした。
結果、ヤミラミが入っていたため、もしロストマインとおとぼけスピットを絡めてベンチのビッパとネオラントVが倒されていたら負けでした。
今回はリザードンexを数ターンかけて倒すプランを取られたため、ナンジャモで手札を崩しつつリザードンexで攻撃して押し切り勝ち。
2戦目 雪道ミライドンex 後攻 ○
頂への雪道をタウンデパートで割り、エヴォリューションで展開。
勇気のお守り付きライコウVのライトニングロンドでサイドを先行されました。
まけんきハチマキ付きリザードンexのバーニングダークで240ダメージ、10耐えられます。
ライトニングロンドを耐え、ペパーからロストスイーパーを使用し、勇気のお守りを割ってライコウVを倒し、新しく出てきたかがやくゲッコウガをバーニングダークで倒します。
(このターン、ペパーはロストスイーパーではなくカウンターキャッチャーを選択し、ライチュウVを倒した方が良かったかも。)
ミライドンexのフォトンブラストで倒されますが、新しいリザードンexのバーニングダーク270でカウンター。
ボスの指令でビーダルを縛られますが、ジェットエネルギーで入れ替え、バーニングダークで倒して勝ち。
3戦目 サーナイトex 後攻 ○
お相手ザシアンVスタートですが、こちらがエヴォリューションで展開する間にサイドを先行する素振りがありません。
このマッチはサイドを先に取った方が不利になりがちなマッチアップです。
バーニングダークで180与え、サイコエンブレイス1回でのストームスラッシュで150を返されます。
ボスの指令でサーナイトexを倒し、ザシアンVのストームスラッシュ180で返されます。
リザードのかえんで倒せる状況でしたが、そのリザードが返されたら次のリザードンexを立てるのが厳しい盤面でした。
また、ザシアンVを倒すとすごい釣竿で再利用され、リザードンexが簡単に倒される恐れがありました。
リザードンexに進化させ、あなぬけの紐でザシアンVを避けながらサイドを進めます。
そのままリザードンex2体で押し、残りサイドが1枚になるターンでナンジャモを刺します。
リバーサルエネルギーorボスの指令を引かれたら負けでしたが、相手の場にドローカードが少なく、どちらも引かれず押し切り勝ち。
手負いのザシアンVを放置したおかげでリザードンexは長生きしましたが、1枚採用のボスの指令を序盤に使用したためザシアンVを倒す手段がなく、2-1-1-1のサイドプランが確定しました。
振り返ってもどちらが正解だったかの判断が難しいです。
4戦目 ロストギラティナ 後攻 ×
お互いほどよく展開し、相手がロストを溜めている間にバーニングダークで先制します。
無傷のギラティナVSTARにロストインパクトされます。
一発耐えましたがこちらもギラティナVSTARを一発で倒せないため、あなぬけの紐でベンチのポケモンを狙い、サイドを進めました。
おとぼけスピットで返され、バーニングダークで返します。
スターレクイエムで返されますが、ナンジャモで手札を荒らし3体目のリザードンexで攻撃します。
不要にヒトカゲをベンチに出してしまったせいで、げっこうしゅりけんでジラーチと両取りされると負けの状況。見事に揃えられ、痛恨の敗北。
5戦目 ロストギラティナ 後攻 ○
アビスシークでロストを溜められている間に展開。
ロストインパクトでリザードンexに負荷を与えられますが、1体目のギラティナVSTARを突破。
おとぼけスピットで倒されるかと思いきや、カウンターキャッチャーで無傷のリザードンexにロストインパクトを打たれます。
こちらは2体目のギラティナVSTARもワンパンできず、あちらはおとぼけスピット2回とスターレクイエムでサイドを取りきれるので不利な展開です。
ナンジャモを交えながら応戦。
エネルギー管理とアタッカーを継続して用意するハードルが高かったようで、何ターンか猶予を貰います。
その間にサイドを取り切り勝ち。
4-1で5位通過。唯一負けた相手が予選全勝してくれたおかげでオポネントが高かったです。
本戦1戦目 ロストトドロクツキex 後攻 ×
初手にネオラントVのみ。サポートやボールも無し。。。
ターンを回している間におとぼけスピットを打たれ続け、タネ切れで負け。
呆気なさすぎる終戦。ベスト8で終了しました。
反省会
最終戦はサポートがなくても、初手にたねポケモン1体でもいたら安定した展開ができていたと思うと、構築を責めることは難しいです。
割り切る部分が割り切れない試合で起こってしまう、それがポケモンカード、そういう日もある。
予選の試合では、無闇に負け筋を増やしてしまったので練習不足を感じました。
終盤に備えて山札を強くするプレイは必要ですが、ケアする箇所は確実に抑えなければいけません。
4戦目のげっこうしゅりけんの負け筋は自分のターン中に脳裏によぎりましたが、
- 水エネルギーが1枚ロストゾーンに落ちている
- 崩れたスタジアムやセイボリーなど、ロストギラティナではあまり採用されていないカードが多く入っているため、水エネルギーの採用枚数を削っている可能性がある
- 終盤のナンジャモからげっこうしゅりけんまで揃えることが困難
以上の点から甘えたプレイが出てしまいました。
相手のデッキの理解を深めていく必要があります。
エピローグ
WCSのポイントレースで25ポイントスタートは心許ない数字になってしまいましたが、まだ諦めるのは早いので残りのシーズンも頑張ります。
また、今回は鹿児島でのシティリーグ参加でした。プレイヤーの人柄が温かく、活気もあり、心地良い空間でした。またポケカしに行けたらいいなと思います。
今回は以上です。ありがとうございました!