【湯蔵ちゃんねる】2026年10月リミットレギュレーション解説!【禁止・制限】

はじめに

はじめまして、YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は2026年10月1日より適用される遊戯王OCGのリミットレギュレーションについて解説させていただきます。

今回の改訂の注目ポイント

7月の改訂以降は【トゥーン】と【キラーチューン】が目立った環境でしたが、【獄神】ストーリーの強化として【アルス=マグナ】が登場し、【エルフェンノーツ】がさらに強力なデッキになっていました。さらに《天下独歩の大義賊》という強力な捲り札の登場によって、環境後半では盤面にモンスターを並べて制圧する【トゥーン】が数を減らし、【エルフェンノーツ】が《天下独歩の大義賊》の影響を受けないハンデスなどの戦術を駆使するようになりました。
ここまで挙げたテーマのうち、【トゥーン】と【キラーチューン】は相手の手札をピーピングする戦術をとり、【エルフェンノーツ】はハンデスもできるテーマで、かなり混沌とした環境となっていました。今回の改訂ではこれらの是正が期待されています。

改訂リスト

●禁止カード

PSYフレームロード・Ω【制限⇒禁止】
ディメンション・アトラクター【制限⇒禁止】
覇王眷竜スターヴ・ヴェノム【制限⇒禁止】

●制限カード

耀聖の波詩ディーナ【無制限⇒制限】

耀聖の波詩ディーナ


耀聖の花詩ルキナ【無制限⇒制限】

耀聖の花詩ルキナ


キラーチューン・キュー【無制限⇒制限】
キラーチューン・レコ【無制限⇒制限】

キラーチューン・レコ


パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン【準制限⇒制限】
完全なる世界 トゥーン・ワールド【無制限⇒制限】

完全なる世界 トゥーン・ワールド


キラーチューン・シンクロ【準制限⇒制限】
絶解なる獄神門-テルミナス【無制限⇒制限】
トゥーンのもくじ【無制限⇒制限】
紅蓮の指名者【無制限⇒制限】

早すぎた埋葬【禁止⇒制限】

●準制限カード

The Fallen & The Virtuous【無制限⇒準制限】
閃刀起動-エンゲージ【無制限⇒準制限】

蛇眼の炎燐【制限⇒準制限】
超重武者装留イワトオシ【制限⇒準制限】
壱世壊=ペルレイノ【制限⇒準制限】

●無制限カード

旧神ノーデン【制限⇒無制限】
黒魔女ディアベルスター【準制限⇒無制限】
斬機サーキュラー【準制限⇒無制限】
メンタルマスター【制限⇒無制限】
突然変異【準制限⇒無制限】

考察

●禁止

PSYフレームロード・Ω【制限⇒禁止】
ディメンション・アトラクター【制限⇒禁止】
覇王眷竜スターヴ・ヴェノム【制限⇒禁止】

禁止カードでは3枚が選ばれ、それぞれ規制の理由が異なります。
《PSYフレームロード・Ω》は長い間星8汎用シンクロとして使われていましたが、単純にハンデス効果が強力でした。名称ターン制限がないので長い間制限カードで留まっていたものの、《深淵の神獣ディス・パテル》の連れ戻しでまたハンデスすることが可能でした。環境で【エルフェンノーツ】のハンデス手段として使われていたため、これがきっかけの禁止と言えます。
《ディメンション・アトラクター》は強力な手札誘発でしたが、禁止になるカードとしては少し驚きでした。タイミング的に、対抗手段となる《墓穴の指名者》が前回で禁止になったことが起因しているかもしれません。
《覇王眷竜スターヴ・ヴェノム》はコピー効果によって先攻ワンキルを可能にしているカードでした。コピーされる側の《LL-インディペンデント・ナイチンゲール》とどちらかを禁止にする必要があり、今回はコピーする側が選ばれた禁止と言えます。

●制限

耀聖の波詩ディーナ【無制限⇒制限】
耀聖の花詩ルキナ【無制限⇒制限】
キラーチューン・キュー【無制限⇒制限】
キラーチューン・レコ【無制限⇒制限】
パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン【準制限⇒制限】
完全なる世界 トゥーン・ワールド【無制限⇒制限】
キラーチューン・シンクロ【準制限⇒制限】
絶解なる獄神門-テルミナス【無制限⇒制限】
トゥーンのもくじ【無制限⇒制限】
紅蓮の指名者【無制限⇒制限】

早すぎた埋葬【禁止⇒制限】

制限カードの数こそ多いですが、テーマ単位への規制が中心です。
《耀聖の波詩ディーナ》《耀聖の花詩ルキナ》《絶解なる獄神門-テルミナス》は【エルフェンノーツ】と【獄神】への規制です。【アルス=マグナ】の登場以降、【獄神】ストーリーで大きく強化され、特に環境で活躍が目立っていた【エルフェンノーツ】への規制となります。
《キラーチューン・キュー》《キラーチューン・レコ》《キラーチューン・シンクロ》は、【キラーチューン】の追加の規制です。特に1ターンに2回使える《キラーチューン・シンクロ》の影響は大きく、初動として《キラーチューン・シンクロ》から入る動きは大きく弱体化したと言えます。
《完全なる世界 トゥーン・ワールド》《トゥーンのもくじ》は【トゥーン】への規制となります。規制は2枚のみですが、1ターンに3回使える前提のデザインであった《完全なる世界 トゥーン・ワールド》の一発制限は、かなり重い規制です。
《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》は同名を複数出すことで先攻ワンキルが問題となっていました。前回では準制限の規制になったものの、リペアされてしまったので今回で制限への追加規制となりました。
《紅蓮の指名者》はピーピング+一時ハンデスを行うカードであり、現代遊戯王で評価が上がりました。いずれ禁止にするためのけん制規制と考えられます。
禁止解除では《早すぎた埋葬》がエラッタなしで帰ってきました。セルフバウンスによる再利用を危惧されて長い間禁止カードのままでしたが、現代では他にも強い動きが多く存在するため、容認されたと考えられます。

●準制限

The Fallen & The Virtuous【無制限⇒準制限】
閃刀起動-エンゲージ【無制限⇒準制限】

蛇眼の炎燐【制限⇒準制限】
超重武者装留イワトオシ【制限⇒準制限】
壱世壊=ペルレイノ【制限⇒準制限】

《The Fallen & The Virtuous》は汎用カードとしての規制となり、《閃刀起動-エンゲージ》は【閃刀姫】への規制となります。【閃刀姫】の直接的な規制はこのカードのみであり、他の環境テーマの規制と比べると大きな影響はないと考えられます。
緩和のカードは全て順当と言えます。

無制限

旧神ノーデン【制限⇒無制限】
黒魔女ディアベルスター【準制限⇒無制限】
斬機サーキュラー【準制限⇒無制限】
メンタルマスター【制限⇒無制限】
突然変異【準制限⇒無制限】

どれも順当な緩和と言えるでしょう。直接的に環境自体に大きな変化のある改訂はないと思われます。

こちらの動画でも解説している内容を引用しています。

【遊戯王】 『あまりにも多すぎる超規制祭り』 2026年10月リミットレギュレーション判明! 【ゆっくり解説】

【遊戯王】 『あまりにも多すぎる超規制祭り』 2026年10月リミットレギュレーション判明! 【ゆっくり解説】

来期の期待のデッキ

○【光と闇の儀式】
世界大会でも大活躍をしていたデッキの一つです。手堅い盤面とテーマの拡張性がしっかりあるため、烙印と組み合わせたり、巳剣と合わせたりと、構築によって対応力が高くなるので今後の活躍が期待されます。

○【エルフェンノーツ】
今回は制限カード3枚で規制されましたが、既存カードが多くリペアが可能でした。ハンデス手段も別に用意できるため、まだまだ環境での活躍が見込めます。

○【獄神】
現行の先攻ワンキルのプランが禁止になったものの、リペアプランやハンデスも可能な展開デッキとして注目を集めています。展開力は変わらず、獄神ペンデュラムの効果で後攻の手数もあったりと、かなり強力です。

○【閃刀姫】
コントロールデッキの代表格であり、今回は規制があったものの、他に強力なカードは健在であり相対的に環境デッキの地位は維持すると思われます。

さいごに

いかがでしたか。
今回は、現行の環境テーマに対して大きな影響を与える改訂となりました。
今後の新規テーマの登場も控えており、これからの遊戯王がどうなるか楽しみですね!

湯蔵チャンネル