【湯蔵ちゃんねる】遊戯王「手札誘発解説」~12期・13期編~

はじめに

こんにちは!
YouTubeで遊戯王の動画を投稿している湯蔵ちゃんねるの湯蔵です。
今回は普段のデッキ解説ではなく、2026年3月現在の遊戯王を取り巻く手札誘発カードについて解説していきます。

今回は12期・13期のカードを中心に紹介していきます!

▼11期のカード紹介はこちらをチェック!

【湯蔵ちゃんねる】遊戯王「手札誘発解説」~11期編~

12期13期の代表的な手札誘発

《マルチャミー・プルリア》

マルチャミー・プルリア


《マルチャミー・フワロス》

マルチャミー・フワロス


《マルチャミー・ニャルス》

マルチャミー・ニャルス

《増殖するG》に変わる新しいドロー効果の手札誘発です。
《増殖するG》と比べて【マルチャミー】カテゴリ内でターンに2枚まで投げられる利点はありますが、自分の盤面ががら空き+ドローに対応する範囲が狭まっている調整版のような効果となります。
相手のエンドフェイズに、相手の盤面の数に応じて自分の手札をデッキに戻すデメリットに近い効果もありますが、これはデッキによっては引きすぎたカードを戻すことがメリットにもなるので比較が難しい要素です。

基本的に採用率としてはドローの機会が多いフワロス>プルリア>ニャルスとなります。現代遊戯王ではEXデッキからの特殊召喚が一番多いのに加え、デッキからの特殊召喚にも対応する《マルチャミー・フワロス》が汎用性で最も高く、環境次第では次点で《マルチャミー・プルリア》も採用。
それぞれ属性とテーマも異なり、レベルが4であることからステータス面を活かした採用もできます。

《聖王の粉砕》

聖王の粉砕

【ドミナス】罠シリーズの最初の1枚です。
相手フィールドにカードが存在する場合に手札から発動可能であり、手札から発動した場合、自分は闇・水・炎属性の発動を封じられるデメリットがあります。

効果としてはデッキからカードを手札に加える効果を無効にする《灰流うらら》に似た効果。
そして墓地に罠カードがあると無効先を破壊できる効果も付与されます。
一般的に採用できるデッキでは《灰流うらら》に近く採用率はそこまで高くありませんが、罠中心のデッキでは《灰流うらら》よりも優先されて採用されます。

《霊王の波動》

霊王の波動

《聖王の粉砕》と対になる効果で、手札から発動すると光・地・風属性の発動を封じるデメリットの代わりに、相手の特殊召喚効果を無効にします。
そして墓地に罠カードがあると無効先を破壊できる効果も付与されます。
《聖王の粉砕》と比べて効果は強力であり、なるべくこのカードの採用を優先するために構築の対応属性を減らす事もあります。
このカードを使える闇・水・炎属性のデッキはこれだけで大きなアドバンテージです。
こちらは現在準制限カードとなっています。

《命王の螺旋》

命王の螺旋

こちらは3枚目のシリーズとして、相手が手札・墓地のモンスター効果を発動したターンに手札から発動可能です。
手札から発動すると、光・闇のメジャーな2属性を封じるデメリットの代わりに相手モンスター1体を手札に戻す効果を持ちます。
自分の墓地に罠がない場合はデメリットとして相手は墓地のモンスター1体を特殊召喚できます。
このカードは1枚のカードパワーがそこまで高くない為、採用率は高くないイメージです。

《霆王の閃光》

霆王の閃光

《命王の螺旋》と対になる効果で、手札から発動すると炎・水・地・風属性の発動を封じるデメリットの代わりに、相手モンスター1体を除外する効果を持ちます。
デメリットの範囲は大きいですが、闇・光に遊戯王のメジャーとするカードが集中しており、除去性能もかなり優秀です。

《霊王の波動》と同様に後発の対になるカードとしてこちらは採用率がそこそこ高いイメージで、特に《霊王の波動》と両方を採用できる闇属性オンリーのデッキが、最大限活かせるようなカードプールとなっています。

《列王詩篇》

列王詩篇

このカード自体は【ドミナス】罠シリーズではありませんが、カテゴリ化させたサポートカードです。
自分の墓地にモンスターが存在しない場合に手札から発動可能で、手札・墓地・除外状態の自分のモンスター効果を、次のターンまで封じることで相手のモンスター効果の発動を無効にできます。
このカードの最大の特徴は自分の墓地に罠カードが存在する場合、【ドミナス】罠を追加で1枚サーチできます。
その為、【ドミナス】罠を中心として《無限泡影》などの罠カードの手札誘発に特化した構築が可能となりました。

《K9-17号 イヅナ》

K9-17号 イヅナ

相手が手札・墓地のモンスターの効果を発動した自分・相手ターンのメインフェイズに発動可能で、自身を特殊召喚してデッキから《K9-ØØ号 ルプス》を落とす事で《K9-ØØ号 ルプス》自身の効果で自己蘇生して好きなランク5をX召喚出来ます。
つまり相手ターンにランク5を生成して妨害できるカードであり、出張採用として《PSYフレームギア・γ》に近しいものを感じます。
《K9-17号 イヅナ》は現在準制限カードとなっています。

《調和ノ天救竜》

調和ノ天救竜

EXデッキにシンクロモンスターを最低でも5体入れることで、このカードを特殊召喚しつつ除去+EXからシンクロを落とせます。
そのため除去効果のある物を選べば、1枚で自身を特殊召喚+2面除去できるという破格の性能を誇る手札誘発です。

デメリットとして、次のターン終了時までEXデッキから特殊召喚されたモンスターの効果を発動できなくなります。
しかしシンクロデッキなら普通に採用できるのはもちろん、EXデッキをあまり多用しないデッキでもこのカードとシンクロモンスターセットを採用する価値があります。
現代遊戯王に影響を与える現時点の最新の手札誘発であり、今後もこのようなカードが出てくるのか期待です。

《増殖するクリボー!》

増殖するクリボー!

相手がモンスターの効果を発動した時、または相手モンスターの攻撃宣言時に特殊召喚可能。
さらに相手が同じような行動をした場合にターン1で「ブラック・マジシャン」または、攻撃力300/守備力200のモンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加えるか特殊召喚できます。
そして相手のモンスターの攻撃力を0にするクリボー要素も再現されています。
注目すべきはこのカードの味方を連れてくる効果自体に名称ターン制限がない為、本当に名前の通りに相手が行動する度に増殖していく仕様です。
自身を増殖させるほかにも単純に攻撃力300/守備力200のモンスターにもアクセス可能であり、このカードのサポートに対応するとかなりの強みとなり得ます。
こちらも新しい時代を感じられる最新の手札誘発となります。

《シンクロ・エマージェンシー》

シンクロ・エマージェンシー

シンクロデッキ専用の手札誘発であり、1枚で使えるカードではないですが、最後に番外編で紹介します。
簡単に言えば相手ターンにもシンクロ召喚を行えるカードであり、このカードも今後の遊戯王における先攻・後攻の境目を無くすカードデザインと感じます。

さいごに

他テーマに関する手札誘発なども含めて解説した動画がこちらになります。

【遊戯王】 増Gうららの世代交代は近い?こんなにも増えた! 『現代の最新手札誘発集』 【ゆっくり解説】

【遊戯王】 増Gうららの世代交代は近い?こんなにも増えた! 『現代の最新手札誘発集』 【ゆっくり解説】

いかがでしたでしたか。
12期から手札誘発は大きく多様化し、汎用カードの中でも選択肢がかなり増えてきました。
今回紹介した内容は2026年3月現在のものですが、デッキ構築の参考の手助けになれば幸いです!
湯蔵チャンネル